週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2013年7月13日号
2013年7月8日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201320738

セブンの磁力

セブン-イレブン・ジャパンが再び成長路線に入っている。日常生活に必要な商品を増やし、他業界の領域を次々と侵食。PB開発では大手メーカーとタッグを組む。消費者もメーカーも、なぜ引き寄せられるのか。

第2特集:悩める韓国
第3特集:大衆薬に明日はない!?

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.36

COVER STORY
独り勝ちの秘密を徹底解剖

セブンの磁力

大手メーカーから銀行まで巻き込む“磁力”とは
日常をすべて取り込むアメーバ戦略
「セブンカフェ」の威力PB開発に大手メーカーが続々
セブン銀行のネットワーク力

原点を見つめ直した1500日のストーリー
「復活」は4年前に始まった

INTERVIEW│ 佐藤可士和/クリエーティブディレクター
「セブン-イレブンはブランドになる」

苦節10年超。それでも「御用聞き」にこだわる理由
宅配、本番は2015年

積極攻勢で、コンビニの勢力図はどう変わるか
この3年がチャンス、大量出店の真意

INTERVIEW│ 鈴木敏文/セブン-イレブン・ジャパン会長兼CEO
「人間の心理に挑戦、セブンはまだ成長する」

[ライバルはこう動く!] 都心型小型食品スーパーの勝算と課題
スーパーも「近くて便利」

COLUMN│ 小型化へドラッグストアも試行錯誤

[ライバルはこう動く!] 高価格と低価格商品で巻き返し
マクドナルドは両面作戦

セブンの“内なる”課題


P.56

第2特集
悩める韓国

アベノミクスによる急速な円安に、韓国は戦々恐々だ。ウォン高で輸出にブレーキがかかり成長率が鈍化。財閥への規制強化を求める世論に押され、成長政策との二兎を追うのは難しい。北朝鮮リスクも株価急落で顕在化。韓国経済に未来はあるか。


P.98

第3特集
大衆薬に明日はない!?

安倍首相による「ネット販売解禁宣言」でにわかに脚光を浴びる存在になった大衆薬。近年、健康食品やサプリメントに押されっぱなしでマイナス成長が続いていた。体勢を立て直すまたとないチャンスだが・・・。


P.18 NEWS & REPORT

(01)中核子会社がついに上場、勝負に出るサントリー
海外事業拡大へ向け、非上場から方針を転換し、中核子会社が上場。M&Aを加速する。

(02)経済失速でも止まらない中国鉄鋼増産の波紋
経済の失速感が強まる中で粗鋼生産量は過去最高に。あふれた在庫が日本企業も脅かす。

(03)袖にされた三井造船、一人で描く生き残り策
造船不況が続く中、三井造船は単独で生き残れるのか。再編の火種はなおくすぶる。

(04)社長はシャープ出身、鴻海子会社の狙い

(05)「弱気レポート」に楽天が異例の反論


P.25 新社長INTERVIEW

中田卓也/ヤマハ社長
「投資枠の設定は守りの経営から攻めに転じる宣言だ」


P.28 MARKET & MACRO

■株式観測/藤戸則弘  ■為替観測/深谷幸司  ■市場観測/ケビン・ローガン  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】

市場観測
ケビン・ローガン/HSBC証券 米国担当チーフ・エコノミスト
「米国経済は回復しているが成長は緩やか」


連載

■経済を見る眼/伊藤隆敏  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎  ■慢性デフレと新型バブル/野口悠紀雄  ■中国動態/田中信彦  ■アジア特報/『今周刊』(台湾)  ■グローバル・アイ/ケネス・ロゴフ  ■FOCUS政治/千田景明  ■インセンティブの作法/安田洋祐  ■Books&Trends  ■Review  ■新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ など  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■新世代リーダー50人/石川康晴(クロスカンパニー社長)

経済を見る眼
伊藤隆敏/東京大学教授
「強い農林水産業を作るためにはまず規制改革だ」

Books & Trends
高橋 温/三井住友信託銀行相談役
「旧長銀との合併拒否は、あくまでビジネスとして判断」

新世代リーダー50人
石川康晴/クロスカンパニー社長
「現場主義、現地に入ることがいちばん大事」


コラム

■WORLDWIDE NEWS  ■ミスターWHOの少数異見  ■今週の気になる数字  ■読者の手紙、編集部から  ■ゴルフざんまい 三田村昌鳳  ■東洋経済1000人意識調査


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  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号