週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2017年10月7日号
2017年10月2日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201311071

【第1特集】学び直し国語力 ビジネスに効く! 「書き方」 「話し方」 

ビジネスにおける「言葉」の重要性が増している。かつてスライドを駆使していた企画提案も、ワード文書1枚でざっくりと、が求められ、SNSやオウンドメディアを活用して不特定多数に情報発信する必要性も増加。英語より会計より汎用性が高く陳腐化もしない、人と差を一番つけられるスキル、日本語の表現力を学ぶ。

■野口悠紀雄 AI活用で『超・超』文章法
■基礎編
 日本語の5つの基本
  哲学者・野矢茂樹が伝授する「論理的に書く方法」ほか
 村上春樹、村上龍、太宰治…もし文豪が決算短信を書いたら
 陳謝、抗議、無理なお願い 言いにくいことを伝える技術
■応用編
 カリスマ現代文講師・出口旺が解説 「孫正義の言葉はなぜ強いのか」
 思わずうなる!すごい企業の言葉 タカラトミー/マクドナルド/第一生命
 報道局デスクの秘術開陳 NHKのニュースはなぜ一発で伝わるのか?

 

試し読み

Webで読む

東洋経済オンライン有料会員

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 
学び直し国語力 ビジネスに効く! 「書き方」 「話し方」 
 
 文章作成術は音声認識AIで進化する
  
野口悠紀雄●早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問

 Part1基礎編
  ビジネス国語7レッスン
   レッスン1 論理力がすべての基本だ
   レッスン2 知ってるつもり? 学び直し国語の基礎
   レッスン3 米国の大学生が学ぶ「説得力」
   レッスン4 接続詞はないのが普通
   レッスン5 パラグラフを活用する
   レッスン6 外資系コンサルの構造的メール法
   レッスン7 推敲なくして名文なし
   [切り抜き保存版] ビジネスのための文章術10カ条
  太宰・W村上 もし文豪が決算短信を書いたら
  お願い、お詫び、抗議、お断り… 言いにくいことを伝える作法
  魚住りえが教える 話し方の改善法
  TED流が身につく 思わず聞き入るプレゼン話術
 
 Part2 実践編
  ソフトバンク孫正義の言葉の強さ
  この企業の言葉がスゴい理由 タカラトミー/マクドナルド/第一生命
  “秘伝のルール”公開 NHKニュースはなぜ一発でわかるのか?
  経営者、管理職必読 人の上&前で使うべき言葉
  隠れた「名著」を読む 橋下徹のどんな相手も丸め込む言葉
  プロが手放さない 言葉を磨くためのツール
  繰り返し読むべき 本当に信頼できる指南書4選


ニュース最前線
 01 メモリ事業売却でも 東芝を待ち受ける隘路
 02 日本の近未来を予言 米国商業モールの衰退
 03 大流行のクラフトビール 熱狂はいつまで続くのか
 04 ヤオコー進出で始まる 都内スーパー決戦
 05 値下げ競争のLCC 顧客囲い込みで挽回


集中連載
 電力の大問題 第3回 太陽光発電 進化への正念場
  相次ぐ損壊 見抜けぬ不具合
  全国各地で乱開発 太陽光発電が牙を剥く


深層リポート
 圧殺される 香港の「自由」
  INTERVIEW|ジミー・ライ●『アップル・デイリー』創業者
        「生命を懸けて最後まで中国と戦う」


連載
|経済を見る眼|経済政策はなぜ民意迎合的なのか/小峰隆夫
|この人に聞く|堀埜一成●サイゼリヤ社長|価格を変えずに品質向上
|少数異見|ロヒンギャ問題の本質は宗教問題より人口問題
|ゴルフざんまい|メジャー優勝者は、後から重みを感じる
|ニュース戦記|総選挙で延命なるか安倍首相/星 浩
|知の技法|標準的な努力で習得できる表現法(2)/佐藤 優
|中国動態|経済的にはプラス? 反腐敗運動の効果検証/梶谷 懐
|グローバルアイ|進退窮まるスーチー氏/サイード・ムニール・カスル ほか
|フォーカス政治|衆院選キーパーソン小池百合子がバクチを打つ/歳川隆雄
|マクロウォッチ|「社会保障の安定化」は瓦解 消費増税は政争の具に
|歴史の論理|「箕子」と「檀君」と韓国のナショナリズム/岡本隆司
|非常時の組織論|アナログとデジタルの活用 どちらが重要か/伊藤祐靖
|サラリーマン弾丸紀行|2泊3日でモンゴル民泊旅行/橋賀秀紀
|ブックス&トレンズ|『統計は暴走する』を書いた佐々木彈氏に聞く ほか
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|『いちご白書』をもう一度/童門冬二


PR
ビジネスアスペクト:ジョーンズ ラング ラサール/IoTで描く働き方の未来
BRIDGE:メディアスホールディングス
特別企画:人事部必読!2018年卒就活・採用を総まとめ「大学生が選ぶ就職ブランドランキング300」
 

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

 「週刊東洋経済2017年10月7日号」(10月2日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

●2017.10.3訂正分
71ページ

■「太陽光発電 進化への正念場」の記事
 
 (誤)積水ハウスの石田健一・常務執行役員 
  ↓
 (正)積水ハウスの石田建一・常務執行役員 


●2017.10.12訂正分
22ページ

■大流行のクラフトビール 熱狂はいつまで続くのか
 ヤッホーブルーイング社長の氏名

 (誤)井出直行 
  ↓
 (正)井手直行


●2017.10.16訂正分
79ページ

■太陽光発電が牙を?く
 千葉県白井市の環境課長の氏名

 (誤)川上理一
  ↓
 (正)川上利一