週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2018年10月20日号
2018年10月15日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201331086
【第1特集】株高の原動力! 絶好調企業の秘密
日本企業の稼ぐ力は進化している。2018年度の企業業績は過去最高となり、19年度はさらに更新する見込みだ。株式相場は不安定な展開だが、企業業績に不安はない。絶好調企業の秘密に迫ると同時に、今秋以降の日本株相場を展望する。

稼ぐ力をつけた日本企業 
①内需で稼ぐ
総菜で儲けている日清製粉グループ本社/安くてうまい「かつや」を展開するアークランドサービスHD…
②海外が好調
日本より米国で儲けているキッコーマン/中国人ママの心をわしづかみにしたピジョンのベビー用品…
③イノベーティブ・市場創造
ユーチューバーをサポートするUUUM/ダイフクは搬送装置をネット通販倉庫向けにフル生産…
④重厚長大の復活
東海カーボン、昭和電工は黒鉛電極でウハウハ/通信工事のいぶし銀 協和エクシオ…
 
日経平均を予測 
強気派「2万6000円はありうる」 弱気派「今がピークで2万2000円に下落」
 
株価とマクロ経済への影響は? 米国経済、米中摩擦、新興国債務の危険度判定
『会社四季報』の達人が選ぶ株価10倍銘柄はこれだ!
年4%の高利回り 日本版ダウの犬で儲ける
好成績「ひふみ投信」が買った株、売った株
中小型株の出番が来た! これから狙える銘柄

【産業リポート】携帯料金は4割下がる?「高い」の根拠を徹底検証
菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。


 

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
絶好調企業の秘密

1 稼ぐ力をつけた日本企業
今期6.9%の利益成長 減速ながら19年度も続伸
伸びる企業(1)内需で稼ぐ企業 日清製粉G本社/パーク24/アークランドサービスHD/PALTAC
伸びる企業(2)海外が好調な企業 ピジョン/キッコーマン/ミネベアミツミ/SUMCO
産業天気図 海外で稼ぐ医薬品、不安高まる自動車
伸びる企業(3)イノベーティブ・市場創造型企業 朝日インテック/メニコン/UUUM/MTG/ダイフク
伸びる企業(4)重厚長大企業の復活 東海カーボン/昭和電工/王子ホールディングス/協和エクシオ
2 日本株の復調は本物か
マクロ要因 米国経済、米中摩擦、債務過剰をチェック
INTERVIEW│ストラテジストに聞く「株価はどうなる?」 強気若生寿一●野村証券/弱気 大川智宏●智剣・Oskarグループ
『会社四季報』の達人が選ぶ株価10倍の銘柄はこれだ!
達人が指南『会社四季報』の5ブロックに注目!
年4%の高利回り 日本版ダウの犬で儲ける
ひふみ投信はどんな銘柄を買っているか?
中小型株の出番が来た これから狙える期待銘柄
『会社四季報』で発掘 出遅れ銘柄を探せ200

産業リポート
「携帯料金は4割下げられる」 菅官房長官発言は正しいか

産業リポート
IT周辺機器のエレコム BtoBの新鉱脈に突進

集中連載
第2回 SONY 目指すはコンテンツの覇者

ニュース深掘り
トヨタとソフトバンク 入り乱れる異業種連携
JAL再成長への道筋 “矢継ぎ早”提携の成否
深刻化する化粧品の販売員不足
「脱プラ」は製紙会社の救世主か

連載
|経済を見る眼|新卒採用は思い切った見直しを/太田聰一
|Hot Issue|海外贈賄に甘い日本の検察/若林亜紀
|トップに直撃|貫 啓二●串カツ田中ホールディングス社長
|マネー潮流|原油価格と円相場の関係/佐々木融
|少数異見|健康寿命を延ばすため予防重視への転換を
|US Affairs|トランプ指名の判事が就任 中間選挙に吉か凶か/渡部恒雄
|中国動態|深センとは一味違う北京のイノベーション/梶谷 懐
|グローバルアイ|温室効果ガス削減をあきらめるのは早すぎる/カール・ビルト
|フォーカス政治|反省なき内閣改造 安倍政権で進む同類化/山口二郎
|知の技法 出世の作法|本土の植民地支配を明確に拒否した沖縄/佐藤 優
|歴史の論理|明治維新と「脱亜論」で外国との関係を再考する/岡本隆司
|人が集まる街 逃げる街|あすみが丘|千葉のビバリーヒルズの黄昏/牧野知弘
|サラリーマン弾丸紀行|地産地消の理想示す北極圏の店/橋賀秀紀
|ブックス&トレンズ|『日本型資本主義』 ほか
|平成経済の証言|突然だった大臣就任要請/大田弘子
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から

今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号
  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

「週刊東洋経済2018年10月20日号」(2018年10月15日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

●2018.10.15訂正分
55ページ ■リミックスポイントの記述
(誤)仮想通貨の不正流失で金融庁から業務改善命令を受けた
 ↓
(正)金融庁から業務改善命令を受けた

(誤)仮想通貨運営子会社の株の一部を香港企業に譲渡する計画が中止となるなど経営上の問題を抱えている
 ↓
(正)仮想通貨運営子会社の株の一部を香港企業に譲渡する計画が中止となった