今回の経済危機は欧米では「グレート・ロックダウン」と呼ばれるようになりました。邦訳すれば、「大封鎖」。新型コロナウイルスの感染拡大により、1930年代の「グレート・デプレッション(大恐慌)」を上回るような景気後退が始まっています。
そこで、米国、中国など主要国の経済見通しについて、ファクトを基に冷静に分析しました。また、日本経済の先行きについては、有力エコノミスト18人に緊急アンケートを実施。今年のGDP成長率、為替、株価の見通しをまとめました。
企業決算の先行きにも注目が集まります。赤字転落が相次ぐ国内主要16産業をズバリ診断。ビジネスパーソンが今知りたいことを漏れなく網羅した必読特集をお届けします。
担当記者:野村 明弘(のむら あきひろ)
東洋経済解説部コラムニスト。編集局解説部長。日本経済や財政・年金・社会保障、金融政策を中心に担当。業界担当記者としては、通信・ITや自動車、金融などの担当を歴任。経済学や道徳哲学の勉強が好きで、イギリスのケンブリッジ経済学派を中心に古典を読みあさってきた。『週刊東洋経済』編集部時代には「行動経済学」「不確実性の経済学」「ピケティ完全理解」などの特集を執筆した。

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