市場を創る逆算思考

日本の「トイレ文化」を世界に広げる

木瀬 照雄著
2014年4月4日 発売
定価 1,728円(税込)
ISBN:9784492502570 / サイズ:四六/上/232

過去の延長線上に未来はない。

企業理念も事業革新も自分のキャリアも
「10年後にこうありたい」という姿から
今やるべきことを考える。

「ウォシュレット」、「ネオレスト」シリーズ、「ほっカラリ床」、「魔法びん浴槽」・・・・・・
ヒット商品が生まれる背景にある「逆算思考」とは?

「TOTOは何のための会社か」
「何のために仕事をしているのか」
自分の仕事がどのような価値を生み出しているのか、
常に理念に立ち戻って考えて、
「正しいことを正しくやる」

TOTOは、衛生陶器でシェア6割を占め、海外展開も積極的に進めている。
木瀬相談役は、ウォッシュレットが発売される前年、それまでの大手住宅メーカー相手の営業から、
エンドユーザーに近い部著に異動した。

“まったく新しい文化”を多くの人にいかに認知し、理解してもらうか。
ユーザー密着、リモデル市場を重視してのショールーム戦略、そして早い時期から中国市場に進出してのブランド構築・・・・・・。
その背景には「ありたい未来から逆算して考える=逆算思考」がある。
ビジネスリーダーは「10年後にどんな会社になっていたいのか」を常に考え、5年先のあるべき姿をイメージし、
そこから現在やるべきことに落とし込んで行動する。

「正しいことを正しくやる」ことをグローバル市場で社員や顧客に伝えていく行動力、コミュニケーションの方法、
リーダーシップのあり方・・・・・・、「逆算思考」はすべての軸になる考え方と言える。

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概要

「ありたい未来」を実現するために、今何をすべきなのか。ウォシュレットの市場を創造してきたトップが語る「逆算の経営」。

目次

第1章 人に関心を持ち、人との出会いを大切にする
     ・京都大学時代の合宿で見た「お姫様のトイレ」
     ・TOTOへ入社、経営の大枠を学んだ5年間
     ・柏出張所の所長になり「ショールーム」をつくる

第2章 「リモデル」で新たな市場を創造する
     ・「TOTOリモデルクラブ店」5000店をネットワーク化
     ・足りないところは他社の力を借りる
     ・リモデル効果で5年連続増収を達成

第3章 「満足」を超える「感動」を提供する
     ・「好き」「面白い」「楽しい」のレベルを上げる
     ・潜在的なニーズは至るところにある
     ・「欲しいモノ」から「したいコト」への転換

第4章 オンリーワン技術でありたい未来を実現する
     ・「トイレのベンツをつくれ」=進化する「ネオレスト」
     ・掃除の楽なトイレを実現した「セフィオンテクト」
     ・偶然が生んだ「ハイドロテクト」技術

第5章 快適な生活文化を世界に広める
     ・18の国と地域に拠点を置く
     ・グローバル化する「ウォシュレット」
     ・日本の「トイレ文化」を輸出していく

第6章 正しいことを正しくやる
     ・常に企業理念に立ち返る
     ・三つの視点で自分の仕事を見直す
     ・「どうしたらできるか」を考える

第7章 逆算思考ができるリーダーになる
     ・10年後にどんな会社になっていたいのか
     ・リーダーとマネージャーの違い
     ・ダイバーシティが強みになる
     ・「必死のコミュニケーション」が欠かせない

著者プロフィール

木瀬 照雄  【著】
きせ てるお

1947年福岡県生まれ。70年京都大学教育学部卒業。同年東陶機器株式会社に入社、営業事業本部所属。79年柏出張所長、81年千葉営業所長、84年東京支社企画課長、86年営業商品第二課長、90年営業企画課長、92年営業企画部長、94年ファン事業推進PJリーダー、96年取締役経営戦略室長、98年取締役大阪支社長、2000年常務取締役マーケティング本部長、02年専務取締役販売推進グループ長、03年代表取締役社長に就任、06年過去最高の売上を達成、毎日経済人賞を受賞。09年代表取締役会長兼取締役会議長、14年相談役に就任。