日本の工場が危ない!

週刊東洋経済eビジネス新書no.065

週刊東洋経済編集部編
2018年5月30日 発売
定価 220円(税込)
ISBN:9784492915196 / サイズ:e新書/並/92

 日本の工場で、事故・事件が相次いでいる。化学メーカーではこの数年に深刻な事故が頻発した。いずれも死傷者を伴うものだった。

 消費者の不信を買ったアクリフーズの冷凍食品・農薬混入事件。逮捕された契約社員は自身の待遇に不満だったという。人件費削減のあおりで、今や日本の労働者の3割以上は非正規だ。
 コスト競争に負けた工場の閉鎖も相次ぐ。戦後の高度成長を支え、脈々とつないできた「ものづくり」のDNAは、もはや日本メーカーに受け継がれていないのか。

 多くの“プロ”がいたはずの工場で、今、何かが揺らいでいる。

 本誌は『週刊東洋経済』2014年3月15日号第1特集の21ページ分を抜粋して電子化したものです。

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概要

コスト競争に負けた工場の閉鎖も相次ぐ。戦後の高度成長を支え、脈々とつないできた「ものづくり」のDNAは、もはや日本メーカーに受け継がれていないのか。多くの“プロ”がいたはずの工場で、今、何かが揺らいでいる。

目次

工場で揺らぐ安全・品質・モラル

著者プロフィール

週刊東洋経済編集部  【編】
しゅうかんとうようけいざいへんしゅうぶ

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