週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2004年9月4日号
2004年8月30日 発売
定価 597円(税込)
JAN:4910201310944

特集:株「秋」相場全予測

いよいよ秋相場。楽観論と悲観論が交錯する中、9月が先行きを占う転換点になる。『会社四季報』秋号の「超先取り」情報など、割安銘柄も独自に発掘する。

上方修正でも株価割安 280社ランキング
好業績出遅れ銘柄 280社ランキング
理論株価から見た注目銘柄 380社ランキング

第2特集:いま議論すべき5つの視座
あるべき「郵政民営化」

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
9月に株は上がるか
株「秋」相場全予測

「続落説」vs.「上昇説」

P.32 相場のプロ10人が徹底検証 秋相場はこうなる

秋相場の主役を探せ!

P.36 予想以上に業績が好調 注目の上方修正会社はこれだ

P.39 上方修正でも株価割安 280社ランキング

独自取材で上方修正を先取り

P.42 『会社四季報』秋号「超」早耳情報を公開

P.44 好業績出遅れ銘柄 280社ランキング

P.47 理論株価から見た注目銘柄 380社ランキング


P.72

第2特集
いま議論すべき5つの視座
あるべき「郵政民営化」

経済財政諮問会議での議論が続く「郵政民営化」。「改革の本丸」との位置付けを背景に、参議院選挙後は一気呵成に閣議決定へ向けた動きが進んでいる。日本郵政公社の問題点や課題はどこか。今、語られるべき郵政民営化論をまとめた。

The Headline ニュース

P.14 スポンサーをめぐって最終攻防戦 ダイエー「自主解体」の賭け

UFJ大口融資先企業 「大京」支援に森トラストが意欲
UFJに1対1統合提案 西川三井住友頭取「最後の一手」?
ヤフー、マイクロソフト Webメールで2強が激突

今週の「アップ」 住設機器の新技術。冷めない風呂や静音シンク

今週の「ダウン」 羽田再拡張の受注断念。造船業界の大落胆

P.21 World News DOW JONES特約
行政指導連発で過熱抑制。中国は市場経済にあらず

P.22 World View インサイド・アメリカ/インサイド・アジア

P.20 デジカメ市場 迫り来る生産調整の足音

P.24 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 為替アナリストに聞く
熊谷亮丸(みずほ証券エクイティ調査部シニア・エコノミスト)

P.24 World View インサイド・アメリカ/インサイド・アジア

P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 エコノミストに聞く
城田修司(ドレスナー・クラインオート・ワッサースタイン証券エコノミスト)


ビジネスリポート01

P.54 SHOEI再上場の背景
総合商社からやってきた異色の“カイゼン”経営者

2輪車用高級ヘルメットのトップブランドが会社更生法を申請してから12年。総合商社の出身でありながら、生産現場に信頼され、親しまれる異色経営者の実像とは。


ビジネスリポート02

P.58 中国・国有企業改革
金融危機に勝った広東最強の経営者が日本で考えたこと

不合理、非効率の権化のようにいわれる中国の国有企業。そこに普遍的な経営の論理を持ち込み、再生させた経営者が、「国有企業と日本の大企業は同じだ」と喝破する。


盛夏特別対談(最終回)

P.66 戦後政治と石橋湛山
元内閣総理大臣 宮澤喜一 × 元経済企画庁長官 田中秀征
「イラク戦争は問題の多い戦争だった」


Key Person

P.86 星川安之 財団法人 共用品推進機構事務局長・専務理事

星川氏は障害者用のおもちゃ開発からスタートして、共用品、共用サービスという考え方を日本に普及、定着させてきた先駆者である。さらにISOでの共用品の国際的な標準作りに尽力している。


連載

P.102 小説
江上 剛 『異端王道』 第33回

P.110 エッセイ 医者の心眼
奈良信雄 医療の地域格差

P.78 新・ゴルフざんまい
海老沢泰久 わずらわしさからの解放

P.94 日本経済の明日
田中直毅 郵政改革は民間銀行の経営刷新と二人三脚で!

P.9 経済を見る眼
大竹文雄 プロ野球機構を株式会社化せよ

P.96 FOCUS政治
星 浩 中選挙区体質脱せぬ自民党政治の弱体化

P.86 シリーズ医療マネジメント革命 最終回
患者本位の医療革命
川渕孝一(東京医科歯科大学大学院教授)
経営のよい病院は医療の質もよいか

P.88 トップの履歴書
鈴木茂晴 (大和証券グループ本社社長)

P.90 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.113 『会社四季報』最新情報
東レ/エヌ・イー ケムキャット/ブリヂストン/サミー/すかいらーく/野村ホールディングス

P.62 マーケティングの達人に会いたい
角田純子さん/JTB:ファーブル

P.64 ニッポンの技術再発見
カネボウ:外観検査システム

P.53 地方発Reborn/沖縄

P.98 アウトルック/「2大政党制」の時代。“同じ穴のむじな”はウンザリ

P.84  The Talk

P.106  ブックレビュー
『大阪で闘った朝鮮戦争』『修理』『財閥解体』他


データ・その他

P.116 3カ月タイムテーブル

P.114 目で見る経済データ

P.92 告知板 新製品・イベント

P.118 データ&ランキング 株式市場が過小評価?している会社

P.112 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済

P.117 読者の手紙・編集部から


PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
岩谷産業/「総合エネルギー」を本業にする

P.60 Vision21 東レ

P.50 JR西日本

P.100 ビジネス・フォーラム

今後の発売スケジュール

  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号