週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2005年2月26日号
2005年2月21日 発売
定価 597円(税込)
JAN:4910201340255

特集:躍進!「韓流経営」のなぞを解く

7つのテーマで読み解く 韓流経済2005

【The Headline ニュース】緊急特集:三井住友、大和証券“統合”の深層

第2特集:こんな株式市場で良いのか! 大幅分割の“黒魔術”

【ビジネスリポート】揺れるプラズマ 陣営松下・日立「連帯」の理由

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
グローバル企業続出の秘密
躍進!「韓流経営」のなぞを解く

サムスン電子の「純利益1兆円」発表は、デジタル家電失速に苦悩する日本のハイテク各社の度肝を抜いた。韓国製品といえば、つい数年前まで安かろう悪かろうの代名詞と蔑まれたが、今では世界各国で日本ブランドを凌駕する勢いを見せる。サムスン、LG電子、SKテレコム、現代自動車・・・。躍進する「韓流経営」の実相に迫る。


P.32 韓流企業FILE1 純利益トヨタ並みの1兆円 サムスン電子

P.35 韓流企業FILE2 プラズマ、白モノとも世界3位 LG電子

P.38 韓流企業FILE3 利用者本位はドコモを凌駕 SKテレコム

P.40 韓流企業FILE4 ホンダ抜き日産を射程 現代自動車


7つのテーマで読み解く 韓流経済2005

P.42 1 韓国経済は想像以上に悪い!?

P.43 2 IMF危機からなぜV字回復できた?

P.44 3 経済無策で不安定化する政治

P.44 4 韓国が抱える4つのリスク

P.45 5 意外と知らない韓国経済基礎データ

P.46 6 韓国30財閥紹介、最新時価総額ランキング

P.47 7 『会社四季報』で読む 韓国に進出する日系企業一覧

P.41 コラム 食品から鉄鋼まで、存在感増す韓国企業

P.43 インタビュー 深川由起子(東京大学大学院教授)
「雇用状況厳しくマクロ数字と景況感が乖離」


The Headline ニュース

P.16 緊急特集
三井住友、大和証券“統合”の深層

P.16 Part1 不鮮明な統合メリット。リテールは独自の歩み

P.18 Part2 金融コングロマリット化は問題多く、バラ色ではない

P.20 トヨタ自動車社長交代 豊田家の血脈が求心力

P.21 フィオリーナCEOを解任 HP総花経営の失敗

P.22 リテール金融戦争 伊藤忠、オリコ出資の皮算用

P.23 World News/World View

P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 グローバルアナリストに聞く
ジョン・ルウェリン、ジェームス・マコーミック(リーマン・ブラザーズ)


P.98

第2特集

こんな株式市場で良いのか!
大幅分割の“黒魔術”

P.99 買ってはいけない大幅分割株

P.103 東証・大証、不良企業排除に四苦八苦

P.98 完全版 株式分割「累計倍率」ランキング
株式市場の制度上の不備を突いた株価吊り上げが横行している。不良企業の守護神かのように振る舞う“ジャンク監査法人”の存在も問題だ。反社会的勢力の浸食を許してはならない。

P.50

ビジネスリポート

短期集中連載 フラットテレビ戦線異状アリ!
揺れるプラズマ陣営
松下・日立「連帯」の理由

2つの8兆円企業がプラズマで包括提携を締結。だが、成熟市場ならともかく急成長分野で首位と2位はなぜ手を組むのか。2つの敵を前に日の丸連合が構築したプラズマの“砦”。


P.70

野口悠紀雄の日本経済改造論 第6回

国債引き受けこそ郵貯の役割 民営化は経済環境変化に逆行


P.94

日本経済の明日

田中直毅
教書発表後のドル高はブッシュ社会保障改革への期待


P.90

Key Person

旭硝子社長
門松正宏
自動車や建築用の板ガラスから、液晶・プラズマなど薄型ディスプレー向けガラス基板が収益柱へと変貌した旭硝子。薄型テレビを舞台裏で支えるキーメーカーは、デジタル景気の行方をどう読んでいるのか。


連載

P.126 エッセイ 医者の心眼
奈良信雄 ホームドクターを持とう

P.62 新・ゴルフざんまい
舩越園子  灰皿と硯(すずり)

P.84 日本経済の明日
田中直毅 求められる日本の貢献

P.9 経済を見る眼
吉川 洋 輸出主導の経済とイノベーション

P.118  FOCUS政治
中村啓三 郵政民営化最終局面で立ちはだかる「参院の砦」

P.114 論点
賀来景英(大和総研副理事長)
日銀の金融政策のあり方。量的緩和政策の異常な「縛り」見直せ

P.110 一橋ICS MBA戦略講座(最終講)
竹内弘高(一橋大学大学院国際企業戦略研究科長)
ミッション、ビジョン、バリュー ─経営の根幹をなす3つの概念─

P66 トップの履歴書
山元峯生(全日本空輸次期社長)

P.113 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.129 『会社四季報』最新情報
カゴメ/第一製薬/オリエンタルランド/日立金属/SANKYO/松下電器産業

P.76 マーケティングの達人に会いたい
武田吏加さん/ポッカコーポレーション:春対策レモン効果

P.60 ニッポンの技術再発見
TDK:電波ノイズ吸収体

P.58 地方発Reborn/佐世保 「ハンバーガー発祥の街」

P.120 アウトルック/注目の家庭用燃料電池

P.117 The Talk

P.122 ブックレビュー
『グローバル時代の世界史の読み方』『時の方舟』『ヨーロッパ市民の誕生』他


データ・その他

P.132 3カ月タイムテーブル

P.130 目で見る経済データ

P.87 告知板 新製品・イベント

P.134 データ&ランキング
2004年度の経常利益が予想を下回りそうな会社

P.128 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済

P.133 読者の手紙・編集部から


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P.5 ビジネスアスペクト
三菱ウェルファーマ/ミッションが走る。国際創薬企業への道

P.88 ステージ21 東京海上日動火災保険

P.77 広告特集 成長戦略におけるリスクマネジメント

P.56 日本ユニシス

P.64 サントリー

P.108 文部科学省

今後の発売スケジュール

  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号