週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2005年3月19日特大号
2005年3月14日 発売
定価 702円(税込)
JAN:4910201330355

伸びる会社 680社

【The Headline ニュース】緊急特集
ソニー総退陣ショック

第2特集:「踊り場景気」の浮揚力

【スペシャルリポート】:停滞、閉塞、脱力感 座礁するドイツ構造改革

【ビジネスリポート01】:中古車市場を変えたガリバーインターナショナル

【ビジネスリポート02】:宅配戦争の大波紋! ヤマトvs.郵政連合

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
「会社四季報」直前集計
伸びる会社 680社

全上場企業への取材を通じて今、2005年度の企業業績の方向性が見えてきた。建設や外食など内需関連に厳しさは続くが、外需中心に収益を伸ばす企業は多い。伸びる企業を一挙掲載するほか、今話題のM&Aにも焦点を当て、注目企業を取り上げる。


P.33 2005年はM&A本格化元年
M&Aで気になる117社

P.36 中国、セキュリティ、資源、ハイテク…
テーマ別で注目される105社

P.39 05年度営業増益率ランキング
利益を伸ばす610社

P.46 05年度増収率ランキング
低成長下で増収の70社

P.47 05年度の収益環境をズバリ予測
主要18業界「産業天気図」
建設、ビール・飲料、鉄鋼、石油化学、石油、家電、非鉄金属、通信、自動車、精密機械、半導体、造船、海運、小売り、外食、銀行、証券、不動産


The Headline ニュース

P.16 緊急特集 ソニー総退陣ショック

P.17 OBからも責任論噴出、社外取締役が出井氏に引導渡す

P.18 本命・久夛良木氏は降格、中鉢氏の手堅さに託す

P.19 Who is ストリンガー 元テレビマンはソニーを救うか

P.20 ダイエー再建 手薄な食品強化へ丸紅の「賭け」

P.21 ニッポン放送争奪戦 堀江社長 遠のくフジ支配

P.22 OPEC総会前の原油高騰 問われるサウジの調整力

P.23 World News 米中間の緊張増幅させる中国の「反国家分裂法」

P.24 World View インサイド・アメリカ/インサイド・アジア

P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 ストラテジストに聞く
櫨 浩一(ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト)


P.126

第2特集

日銀の金融対策も転機を迎える!?
「踊り場景気」の
浮揚力

景気は年後半までには再加速濃厚だが、原油価格や国民負担増が懸念材料。日銀の量的緩和政策も「出口」に向け正念場に。


P.132

スペシャルリポート

ドイツ現地報告
停滞、閉塞、脱力感
座礁するドイツ構造改革


P.56

ビジネスリポート01

新シリーズ 「転換期のトップランナー」(1)「透明性」を売る
中古車市場を変えた
ガリバーインターナショナル


P.62

ビジネスリポート02

佐川・ペリカンに意外なシワ寄せ
宅配戦争の大波紋! ヤマトvs.郵政連合

P.76 野口悠紀雄の日本経済改造論 第7回
物価下落は構造変化によるもの。「金融緩和でデフレ脱却」は誤り

P.85 新連載
陳言の中国縦横無尽
“快走”する韓国車に意気消沈する中国国内企業


P.68

Key Person

松井証券社長
松井道夫
ネット専業証券の快進撃が続くが、中でも松井証券はフロントランナーとして高収益を誇る。松井氏は流通市場の株個人取引で新世界を切り開いてきたのに続き、発行市場でも“革命”を起こそうとしている。その真意は。


連載

P.154 エッセイ 海をみている
船橋洋一 海の博物館

P.92 新・ゴルフざんまい
阪田哲男 私のゴルフライフ

P.98 日本経済の明日
田中直毅 金融サービス立国への道程 信用評価後退は問題

P.9 経済を見る眼
谷内 満 小泉改革と経済学の潮流変化

P.144  FOCUS政治
塩田 潮 郵政法案を左右する「強すぎる参議院」

P.140 論点
五十嵐文彦(民主党ネクスト総務大臣・衆議院議員)
小泉民営化は悪夢のシナリオ
公的金融の縮小こそ郵政改革の本丸

P.90 トップの履歴書
幹 晶稔(アメリカンファミリー生命保険 日本担当最高執行責任者)

P.102 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.84 マーケティングの達人に会いたい
近澤幸大さん/エースコック:はるさめヌードル

P.88 ニッポンの技術再発見
TOTO:半導体露光装置に不可欠「セラミックエアスライド」

P.104 地方発Reborn/山梨 「ミネラルウォーター税」導入問題

P.146 アウトルック/アングロ=ジャパン同盟 “対中国”が前面に

P.148 ブックレビュー
『理性の使用―ひとはいかにして市民となるのか』『幸福の政治経済学』『百姓が時代を創る』他


データ・その他

P.160 3カ月タイムテーブル

P.158 目で見る経済データ

P.162 データ&ランキング
従業員が効率よく付加価値を生み出す会社

P.156 100年前の東洋経済/50年前の東洋経済

P.161 読者の手紙・編集部から


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P.5 ビジネスアスペクト
宮崎県/宮崎の競争力の泉。

P.81 ビジネスコア 江別市

P.136 ステージ21 東京穀物商品取引所

P.105 広告特集
地域は国際競争力の強い事業環境づくりを目指せ

P.91 ゼンリン

P.94 静岡県

今後の発売スケジュール

  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号