週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2005年6月25日
2005年6月20日 発売
定価 597円(税込)
JAN:4910201340651

特集:あの人気マネー商品の危険度チェック

官民合わせた夏のボーナス支給額は前年を上回る。預金金利が実質0%という状況下で、何かいい投資先はないか、と考える人が増えるのは当然だろう。すでに一部の金融商品人気は過熱しているが、ちょっと待て、雰囲気に流されると大けがをする。

個別商品と投資法のリスク検証
徹底解剖! あの人気商品の“落とし穴”
REIT/銀行窓販の投信/外国為替証拠金取引/変額年金/バリュー株投資

第2特集:税負担率ランキング200社
「税」に勝つ企業 負ける企業

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
リスクを知れば恐くない
あの人気マネー商品の危険度チェック

ケーススタディ

P.32 外貨預金と思っていたら、7億円の為替差損

リスクとは?

P.34 金融商品は5つのリスクの組み合わせ

P.36 個別商品と投資法のリスク検証
徹底解剖! あの人気商品の“落とし穴”

P.36 REIT 金利・地価上昇で利回り低下懸念

P.38 銀行窓販の投信 リスク限定型投信はデリバティブ商品だ

P.40 外国為替証拠金取引 不当勧誘が跋扈し社会問題化

P.40 変額年金 高い手数料が実質利回りを蝕む

P.41 バリュー株投資 長期に成果待つ忍耐力も大事

P.44 人気FPが勧める究極の資産運用
手数料のチェックが重要。家計運営コストも見直そう
中井恵美子(中井生活経済研究所 所長)


P.80

第2特集
税負担率ランキング200社
「税」に勝つ企業 負ける企業

ケーススタディ

みずほ/NTTドコモ…81 JT…84 京セラ/ホンダ/アステラス…84

P.87 企業価値を高める戦略的税務の発想
大河原 健(新日本アーンストアンドヤング 代表取締役) 前田 圭(同マネジャー)


The Headline ニュース

P.16 株主総会シーズン到来!2005年最大の焦点 買収防衛策ブームの拙速

インタビュー

矢野朝水(厚生年金基金連合会専務理事)/武井一浩(西村ときわ法律事務所・弁護士)

P.19 独シーメンスから携帯電話事業を買収 台湾・BenQの大胆な賭け

P.20 親子2代の悲願 韓国・現代自動車が乾坤一擲の高炉建設

P.21 GM、フォード尻目にクライスラー快進撃 “60年代風”アメ車の復権

P.22 出光興産・天坊社長に聞く 2006年秋の上場は“脱”出光家への布石か

P.23 World News 「イラク戦争は準備不足」。英秘密メモが示す同盟関係

P.24 World View インサイド・アメリカ/インサイド・アジア

P.25 「ミスターWho」の少数異見/今週の気になる数字

P.26 エコノミストに聞く
永濱 利廣(第一生命経済研究所 経済調査部 主任エコノミスト)


スペシャルリポート

P.76 決算分析 シリーズ│銀行生保 次の一手(2)銀行大手
不良債権処理終結だが収益増に“壁” 3メガ時代到来も過当競争は続く


ビジネスリポート01

P.46 禁断のツートップCM・誕生物語
高級化粧品・SK-2)の“産みの父” 生涯一広告マンの心意気


ビジネスリポート02

P.50 中古マンション再生ビジネス
「クレーム買います」。“根こそぎ改造”の新潮流

この人に聞く

P.64 どうなる? 05年後半以降の半導体市場
「後半から回復期待だが、力強さを欠く」
伊藤 達(ルネサステクノロジ社長&CEO)

スペシャルインタビュー

P.92 ダイエー再建に挑む
「新鮮な野菜のダイエー」と呼ばれたい
樋口泰行(ダイエー社長兼COO)

Key Person

P.66 
日本郵船社長 宮原耕治
中国の台頭で世界の荷動きは活発。海運業もその恩恵をフルに享受している。荷動を見る限り、米中経済減速の影響は見られないという。郵船自身も海運業をコアとする総合物流業を目指し、大投資を敢行する。

連載

P.70 新・ゴルフざんまい
大宅映子 世界で戦える日本人選手の登場に期待

P.94 日本経済の明日
田中直毅 国際社会の中での日本の戦略課題

P.9 経済を見る眼
八代尚宏 モラルハザード大歓迎。“育児保険”の創設を急げ

P.106 FOCUS政治
星 浩 総務省幹部更迭で注目。政官関係見直しに一石

P.98 一橋ICS 経営法務講座
日本にも波及する国際事業再編
布井千博(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)

P.54 陳言の中国縦横無尽
第2の「冬ソナ」目指しても映画・テレビの効果なし。日中相互理解の術はどこに

P.72 トップの履歴書
菅田史朗(ウシオ電機社長)

P.101 使える!金融英語
柴田真一 (Mizuho International plc Executive Director)

P.102 論点 平成の大合併は市町村財政立て直しに寄与するか
特例法適用第1号 兵庫県篠山市の教訓
長峯純一(関西学院大学総合政策学部教授)、田中悦造(篠山市議会議員)

P.56 マーケティングの達人に会いたい
宮澤正史さん/シムリー:イマージュ「モテブラ」

P.58 ニッポンの技術再発見
100%紙使用の包装:日本たばこ産業

P.62 地方発Reborn/宮崎 日向の国の神話街道

P.108 アウトルック/つくばエクスプレスの開業。JR対非JR。“競争と協調”の新時代

P.70 The Talk

P.110 ブックレビュー
『国家の罠』『食卓文明論――チャブ台はどこへ消えた?』『ある歩兵の日露戦争従軍日記』他

データ・その他

P.116 3カ月タイムテーブル

P.114 目で見る経済データ

P.90 告知板 新製品&イベント

P.118 データ&ランキング 2004年版申告所得「増加率」ランキング

P.117 読者の手紙・編集部から


PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
アミューズ/企業価値向上へのシナジー戦略。

P.91 ビジネス・フォーラム

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号