週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2008年7月5日特大号
2008年6月30日 発売
定価 702円(税込)
JAN:4910201310784

特集:投資信託嘘と本当

持っている投信は売るべきか、買い増すべきか。世界経済混迷期に必携の投資ガイド。

第2特集:本気になった巨人サムスン
世界シェア首位を数多く持つ「電機の巨人」サムスン。携帯端末で日本へ本格上陸を仕掛ける。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

36

COVER STORY
投資信託 嘘と本当

42 世界混迷の渦中でどう動くのか? 巨艦投信トップに聞く

42 ■グローバル・ソブリン・オ―プン
山内一三/国際投信投資顧問副社長

44 ■さわかみファンド
澤上篤人/さわかみ投信代表

46 ■ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド
岡崎義晴/ピクテ投信投資顧問社長

48 投信の常識 11のウソ?

50 新興国の景気・株価・注目の投信

60 ■BRICs マクロ経済成長は揺るがず、押し目買いの機会到来か

63 ■VISTA 株価崩壊のベトナム、中長期的な視点が必要

65 ■MENA オイルマネー流入に沸く、地政学リスクに要注意

67 COLUMN 中東は最後のIPO天国?

68 サブプライム後の日本と世界経済

円安続けばグロソブ有利に
景気に陰りの国内は割安株で

72 話題沸騰! ETFは投資家の救世主か

74 COLUMN 日本でまだ買えない世界のETF

76 INTERVIEW 橘 玲/作家

78 金融商品取引法で銀行の投信販売はどう変わったか
回復する大手行の投信販売
郵貯は変額年金へ方針転換か

82 高利回り銘柄は売られすぎか、それともハイリスクか
暴落後も調整続く
J‐REIT選別の座標軸

85 「REITは世界的に売られすぎ」

86 2大論客が誌上対決 山崎 元vs.松尾健治
手数料水準と毎月分配は是か非か

88 INTERVIEW 樋口三千人/投資信託協会会長
「説明責任徹底なくして、投信業界の発展はない」

89 COLUMN 日米、投信手数料比較

90 ビギナー投資家のための こんな時どうする!?

94 投資先進国アメリカの資産倍増術

96 本誌独自集計!!
投信ランキング BEST110

102 厳選ファンドを徹底分析 タイプ別投信
210本の主要データ一覧

108

第2特集
本気になった巨人サムスン

世界シェア首位を数多く持つ「電機の巨人」サムスン。携帯端末で日本へ本格上陸を仕掛ける。

コラム

09 経済を見る眼
バラまきでリスクプレミアム復活か/河野龍太郎

16

ニュース最前線

(1)三井住友銀行、バークレイズに“少額出資”の背景

(2)深夜営業規制の自粛要請にコンビニ業界が猛反発

(3)エイブルに排除命令、ネットでニセ物件情報

(4)スルガコーポが民再法、異例のカネ詰まり倒産

(5)マクドナルドが新報酬制度を凍結

(6)スカパーJSATが中期目標見直し

(7)グッドウィルが日雇い派遣を廃業へ

(8)J.フロントが横浜松坂屋を閉鎖

20 このひとに5つの質問
加藤宣明/デンソー社長
「トヨタ、非トヨタでも顧客尊重に変わりはない」

22 『会社四季報』【最新情報】
東建コーポレーション、メビックス、住友化学、ロングライフホールディング

24 マクロウォッチ【日本経済】
各種指標は軒並み悪化、景気はすでに後退局面へ

今週の気になる数字
勤務問題が原因で自殺した30代(2007年)

25 株式動向
大規模な景気調整は回避、株価はモミ合い予想

26 市場観測
欧米ともに利上げへ転換、金利差広がらず為替安定

27 今週のキーワード

28 「ミスターWHO」の少数異見
ついにチャンス到来、日本のコメは輸出に活路

Hot&Cool
地上波では初の株式市況実況中継、東京MXのデジタル放送活用術

30 読者の手紙、編集部から

スペシャルリポート

32
【01】 ダビング10決着、残る対立の“火種”
地上波デジタルのコピー制限が1回から10回に緩和されるが、メーカーと著作権団体の対立は深まるばかりだ。

34
【02】 大阪を再生できるか、「橋下改革」の行方
橋下・大阪府知事が財政再建策をまとめ上げた。圧倒的な世論の支持を背に、改革路線を突き進むが…。

カンパニー&ビジネス、TOP INTERVIEW等

114 カンパニー&ビジネス
中国増税と大地震が直撃、秒読み始まる「リン危機」
半導体ほか主要産業に必須のリン鉱石。増税や四川大地震で、7月にも在庫払底の危機が迫っている。

116 TOP INTERVIEW
勝俣宣夫/丸紅会長
「商社独り勝ち批判なんてマスコミが言っているだけ」

120 SPECIAL INTERVIEW
ジョン・リディング/フィナンシャル・タイムズ最高経営責任者
「FTはグローバル化に全霊を傾けている」

124 シリーズ「ニッポンのカイシャ」
恐怖のマラリアからアフリカを救った日本人
マラリアからアフリカを救っている蚊帳。その製品は日本人と日本の会社によるものだった。

連載等

130 ゴルフざんまい 小倉智昭

132 告知板
新製品&イベント

142 中国動態 China Watch
人民元問題を超えて深まる米中経済戦略対話

INTERVIEW
経済建設も人権問題も一朝一夕には解決しない/羅 豪才

146 グローバル・アイ
逆に危機を招きかねない産油国のドルペッグ制/ケネス・ロゴフ

150 短期集中連載 【最終回】
悲劇は2度繰り返す、次世代DVD狂騒の真相

158 集中連載 だから若者は幸せになれない 城 繁幸
文系との格差、エンジニアは不遇か

160 知の技法 出世の作法 佐藤 優
インテリジェンスと情報は何が違うか

162 説話ファイナンス理論
社会科学の女王か金儲けの手段か 野口悠紀雄

166 The Compass
幸福追求権とは金持ちになる権利/原田 泰

168 FOCUS政治
実はやる気十分?首相発言の真意/中村啓三

170 アウトルック
イスラエル建国60周年、ユダヤ人国家の理想と現実

172 Book&Trend
曲がり角に来た自動車産業、ビジネスモデルは揺らがず?/中沢孝夫

Review、新刊新書サミング・アップ、著者に聞く

178 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧

180 開発途上国の明日 Watch Fire
日本以上に厳しい? 公営企業の“株主”の眼

182 長老の智慧 品川正治
護憲派財界人 平和と戦争を語る

PR (制作:広告局企画制作部)

5 ビジネスアスペクト
石油連盟/石油業界が取り組む地球環境への3つのアプローチ

133 広告特集 「知」を育み高め合う産学官連携の真力

128 日本オラクル

148 アルプス物流

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号

訂正情報

週刊東洋経済 訂正情報

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週刊東洋経済7月5日特大号(2008年6月30日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
80ページ 記事 「4大銀行グループの投信窓販実績」の表
:三菱UFJ、みずほの欄での「収益」

:三菱UFJ、みずほの欄での「販売額」