それでも強い! マイクロソフト
「クラウド(=雲)コンピューティング」の時代に入ってもマイクロソフトの覇権は簡単には揺るがない。
INTERVIEW
マイクロソフトの“総帥” スティーブ・バルマー
マイクロソフトの“国務長官” クレイグ・マンディ
世界戦略率いる“ナポレオン” ジャンフィリップ・クルトワ
主要15社を総点検
リセッションが直撃、進むIT企業の大淘汰
“元祖クラウド”グーグルの大勝負
『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
P.36
P.38
図解
景気後退でも揺るがない秘密
P.40 マイクロソフトの“総帥”
スティーブ・バルマー マイクロソフト 最高経営責任者
「景気後退後も2ケタ成長できる」
「ヤフー買収は難しいかな。でも検索で提携はしたい」
P.45 バルマーCEOの一貫した関心は参入障壁の強度チェック
P.46 マイクロソフトの“国務長官”
クレイグ・マンディ マイクロソフト 最高研究戦略責任者
「デスノートを書く連中を毎回打ち負かしてきた」
P.48 ジャンフィリップ・クルトワ マイクロソフト 上級副社長
P.50 開発者コミュニティという名の壮大なる参入障壁
P.52 ゲイツが後継に指名した帝国の将来を担う3人
P.54 「ポスト・ゲイツ」の前途多難 脇 英世/東京電機大教授
P.58 マイクロソフトOB 29人にアンケート
「 MSKKに課題が山積」
P.60 主要15社を総点検
リセッションが直撃、進むIT企業の大淘汰
P.66 “ザ・水平分業”パソコン業界の悲哀
P.69 「アップル」「ソニー」をつくるホンハイも大規模リストラ中
P.70 マイケル・デル/デル 会長兼CEO
P.72 快走続けるマック、次はどこへ行くのか
P.73 フィル・シラー/アップル 上級副社長
P.74 メインフレームが復権? IBM“脱マイクロソフト”への長い道のり
P.75 ヤフー・ジャパン「オープン化戦略」の行き先
P.76 “元祖クラウド”グーグルの大勝負
P.77 デイブ・ジラールド/グーグル・エンタープライズ 部門担当社長
P.77 マシュー・グロツバック/グーグル・エンタープライズ 部門製品企画担当ディレクター
P.78 ケータイOSを押さえるのも結局は…
P.80 リー・ウィリアムズ/シンビアンファウンデーション エグゼクティブ・ディレクター
P.80 デビッド・コウ/HTC Nippon社長
P.81 阿部基成/イー・モバイル 執行役員副社長
P.81 福田尚久/日本通信 常務CFO
P.9 経済を見る眼
すべては「金融危機だから」なのか/齊藤 誠
P.16
(1)日銀が異例の緊急支援、企業資金繰りの深刻度
(2)ソーラー・バブル崩壊、日本勢に復権の好機か
(3)成長国インドでテロ、日本企業に与えた衝撃
(4)信用収縮がダメ押し、老舗ファンドも解散へ
P.19 今週のキーワード&キーパーソン
新美春之/昭和シェル石油 会長
「市場連動方式導入は準備期間が短すぎた」
野木森 雅郁/アステラス製薬 社長
「専門性の高い企業は持続的に成長できる」
P.20 WORLDWIDE NEWS
米国小売り、タイ政治、ハンガリー金融、パキスタン政策
P.22 市場観測
金は09年に1000ドル回復、原油は40ドル台前半へ下落も
山田雪乃/大和総研 シニアストラテジスト
「金だけに資金が集中する状況が、当面続く公算大」
P.24 株式観測
チャート的に底打ち期待、下値を個人・年金が買う
『会社四季報』【最新情報】
王子製紙、シャープ、川崎重工業、大日本印刷
P.26 マクロウォッチ【世界経済】
FRB初の債権直接購入へ、危険度高まる新金融政策
今週の気になる数字
家計のために禁煙を検討している喫煙者の割合
P.27 「ミスターWHO」の少数異見
国家ファンドの推進者よ、自らの非を詫びるとき
Hot&Cool
フィアット、スマートが急上昇、輸入車市場にも小型車の波
P.28
【01】 三洋買収交渉のヤマ場、パナソニックに試練
三洋電機買収を目指すパナソニックと、三洋の大株主の金融3社との価格交渉はヤマ場に。
P.30
【02】 “お家芸”工作機械、受注4割減の蒼白
ニッポンの“お家芸”、工作機械産業。金融不安が追い打ちをかけ、外需不振で受注は激減。
P.32 読者の手紙、編集部から
P.82 カンパニー&ビジネス
甦るか「ウルトラ」の星、新生円谷プロの再出発
混迷脱した円谷プロ 自立への道筋付ける
1話制作に2000万円も投じていた旧体制。経営刷新から1年、まだまだ課題も多い。
P.86 SPECIALIST INTERVIEW
アリンダム・バッタチャヤ
ボストンコンサルティンググループ・ニューデリー事務所パートナー&マネージング・ディレクター
「外資の株資金流出続くが、インド経済に大変調ない」
P.90 中国動態 China Watch
自己主張が強まる地方政府、中央政府とのズレ広がる
P.92 グローバル・アイ
欧州はなぜオバマの勝利に熱狂するのか/イアン・ブルマ
P.94 グローバルチャレンジャー
4割安い2次電池で急成長、電気自動車も狙うBYD
P.96 知の技法 出世の作法 佐藤 優
メモをノートに整理すると論理が見える
P.98 変貌とげた世界経済
変われなかったニッポン 野口悠紀雄
P.100 The Compass
イラク 政治再編で先行き不透明/酒井啓子
P.102 FOCUS政治
解散先送りが裏目、景気対策でも迷走/星 浩
P.104 アウトルック
米国の貢献要請に日本はどう向き合うか
P.106 Book&Trend
富の追求を自然な欲望と承認した経済学の帰結/高橋伸彰
近代経済学のバイブル『国富論』を新訳で読む
経済学の古典であるアダム・スミスの『国富論』。新訳を通じて見えてきたものとは?
Review、新刊新書サミング・アップ、選書拾い読み、今月のベストセラー
P.114 アゴラ百景
キャラクター 一同集結で東京駅に人気の場所誕生
トレンドワード
P.116 ゴルフざんまい 平石貴久
P.118 告知板
新製品&イベント
P.122 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧
P.124 マネーセンター点描
シティーの先行きは「先輩市場」に訊け!
P.126 長老の智慧 金子兜太
人間と社会を直視する現代俳句の最高峰
「俳句は人間を直視する文学。エゴイズムも句に詠みこむ」
P.5 ビジネスアスペクト
大和ハウス工業/その土地が活き活きとするSCを建てる大和ハウス工業。