週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2009年3月14日特大号
2009年3月9日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201320394

特集:相続超入門

走馬灯のように駆けめぐる人生の思い出。最期に誰に何を残すのか。相続は誰にも訪れる。

相続・遺言編】 遺産相続の手続き大図解
遺産相続ケーススタディ】 おひとりさま/事実婚/熟年結婚/成年後見/事業承継/国際相続/寄付
葬儀・墓編】 業者選定と自分流がカギ
マネー編】 相続に負けない資産運用術

第2特集:損保業界、10年ぶりの大型再編で大波乱に

第3特集:低炭素社会へ向けたCSR経営

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.36

COVER STORY
「いざ」という時のコスト
相続超入門

P.40 【PART1】 相続・遺言編|遺産相続の手続き大図解

P.40 最大のヤマは遺産分割協議、相続以外の事務処理も膨大

P.44 こんなときどうする? 遺産相続の法律知識Q&A

P.46 思いどおりの相続のためには、遺言書の作成が不可欠


P.50 【遺産相続ケーススタディ

P.50 〔1〕おひとりさま 結婚しない人の遺産は、国庫へ帰属する場合も

P.52 〔2〕事実婚 現在は気ままな生活だが、相続は味方してくれない

P.54 〔3〕熟年結婚 入籍しても事実婚でも、誰かに不公平感が出る

P.56 〔4〕成年後見 もしもの時に備えて契約、財産を守る任意後見人

P.58 〔5〕事業承継 株式の相続や生前贈与の税制優遇措置が大幅拡大

P.60 〔6〕国際相続 日本と海外をまたぐ相続、まずは制度の違いを理解

P.62 〔7〕寄付 特定の寄付には税も優遇、社会的弱者や母校に遺贈


P.64 【PART2】 葬儀・墓編|業者選定と自分流がカギ

P.64 「1~2点豪華主義」に徹し、祭壇コストは最後に決める

P.70 多様化する終の住処の姿、墓を持たない選択肢も


P.74 【PART3】 マネー編|相続に負けない資産運用術

P.74 「争続」回避こそがポイント、節税は生前贈与を賢く活用

P.78 生命保険│遺産分割に威力を発揮、相続財産の圧縮効果も

P.80 不動産│円満分割の難しい資産、住宅用は特例で評価減

P.82 マネープラン│ポートフォリオ運用で、残す資産を長期に準備


P.88

第2特集
損保業界、10年ぶりの大型再編で大波乱に

P.90 江頭敏明 三井住友海上グループホールディングス 社長
「10年4月からシステム統合、投資削減効果は2~3年後」

P.92 児玉正之 あいおい損害保険 社長
「気持ちは一つになったが、今後の再編交渉には難題も」

P.93 立山一郎 ニッセイ同和損害保険 社長
「トップラインが伸びない中、日本生命のマーケットは成長の核」


P.94 エンタメ&カルチャー
アニメ産業を誘致せよ、シンガポール政府の狙い
シンガポールのアニメ産業誘致に各国も注目
メディア開発庁を設置し、アニメの振興に乗り出すシンガポール。その狙いとは。


P.96

第3特集
低炭素社会へ向けたCSR経営

CO2削減の処方箋を事例や研究報告で探る
第12回環境報告書賞・サステナビリティ報告書賞シンポジウムの模様より。


コラム

P.9 経済を見る眼
統計から社会を見渡したペティ/吉川 洋


P.16

NEWS TOP 4 &MARKET VIEW

(1)仰天人事で始まった、ソニー次期社長レース
異例人事で注目されるソニー次期社長の行方
ストリンガー会長兼CEOが社長も兼務だが、過渡的措置との見方もあり、次に注目が集まる。

(2)需要喚起につながるか、食品値下げの舞台裏
広がる食品の値下げは需要を刺激できるか
円高や穀物価格下落で食品の値下げが本格化。需要喚起につながるのか。

(3)粘り腰のローソン、am/pm買収の成算

(4)米航空ベンチャー清算へ、スバル赤字膨張のおそれ

P.19 今週のキーワード&キーパーソン

P.20 WORLDWIDE NEWS
ASEAN+3共同声明、EU首脳会議、ラトビア景気、NIEs景気

P.22 市場観測
J‐REITの改善は、資金繰り緩和がカギ

P.24 株式観測
リスク回避の処分売りで、ジリ貧相場が続く公算

『会社四季報』【最新情報】
マルハニチロHD、ビックカメラ、エイベックス・グループHD、エイチ・アイ・エス

P.26 マクロウォッチ【日本経済】
2四半期連続2ケタ減の先に、景気の底は見えるのか

P.26 今週の気になる数字
1日50本以上のメールを送受信する中学2年生の割合

P.28 「ミスターWHO」の少数異見
専門家不信の時代、解決策はどこに?

Hot&Cool
業界断トツの「静かさ」を実現、品薄続くシャープの高級掃除機


スペシャルリポート

P.30
第2ステージ突入、米金融システム不安
資産デフレが追い討ち。米国の金融危機が増幅
デフレの進行を背景に、米金融システム不安が増大。政府支援も財政状態の制約で及び腰だ。

P.32 読者の手紙、編集部から


カンパニー&ビジネス

P.84 カンパニー&ビジネス
好調ツムラが対峙する、中国産生薬の「安全」
「漢方薬」でも始まった中国産のトレーサビリティ
医療用漢方薬のガリバー・ツムラが、中国の農家2万件を対象に追跡調査を始めたが…。


連載

P.104 ゴルフざんまい 平石貴久

P.106 告知板 新製品&イベント

P.108 中国動態 China Watch
大震災から食品安全まで、高まる保険への期待感

P.110 田中信彦の中国メディア斜め読み
広東省で浮上した保護主義に猛反発

P.112 グローバル・アイ
劣悪な日本のインフラ、今こそ必要な公共投資を/リチャード・カッツ

P.114 知の技法 出世の作法 佐藤 優
ソ連型社会主義は、どう崩壊していったのか

P.116 変貌とげた世界経済
変われなかったニッポン 野口悠紀雄

P.118 The Compass
中東の「民意」と国際社会との対話/酒井啓子

P.120 FOCUS政治
民主党政権の可能性と、クリアにすべき課題/星 浩

P.122 アウトルック
深刻な外銀危機に、万全な準備を急げ

P.126 Book&Trend
『なにを食べたらいいの?』を書いた、安部 司氏に聞く
Review、新刊新書サミング・アップ、選書ひろい読み、今月のベストセラー

P.132 アゴラ百景
乙女もオススメ! 池袋のコスプレ専門店

トレンドワード

P.134 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧

P.140 マネーセンター点描
まずは歴史に学べ? 話題の政府紙幣を拝見

P.142 長老の智慧 福澤 武
丸の内をよみがえらせた三菱地所元社長

PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
茨城県/磨き続けてきた魅力をさらに輝かせる熱意と工夫

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

週刊東洋経済 「相続超入門」 訂正情報

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週刊東洋経済3月14日特大号(2009年3月9日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
43ページ


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:被相続人住所地管轄の税務署