週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2009年6月6日号
2009年6月1日 発売
定価 702円(税込)
JAN:4910201310692

復活の株投資

ブル(雄牛)は上昇相場の象徴。日本株の今後を展望する。

【好業績450社】【V字回復300社】
【割安100社】【瀬戸際373社】

第2特集:進む「3D革命」
第3特集:高樹のぶ子×ドー・ホアン・ジュウ対談

SPECIAL INTERVIEW
勝間和代氏が「株投資のカリスマ」マルキール教授に聞く

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.34

COVER STORY
『会社四季報』夏号 超速報ランキング
復活の株投資

INTERVIEW

P.37 平川昇二 UBS証券 「年内はずっと上昇する」

P.37 秋野充成 いちよし投資顧問 「年央には調整する」


好業績450社

P.38 連続最高益ランキング150

P.40 増益“率”ランキング150

P.42 増益“額”ランキング150

P.44 【株価材料を総点検 Part1】 マクロ経済4つのポイント

P.46 気になるあの企業はこれからどうなる
[1] トヨタ自動車 [2] 日産自動車 [3] パナソニック
[4] ソニー [5] 日本航空 [6] ソフトバンク


V字回復300社

P.50 V字回復(黒字転換)ランキング150

P.52 V字回復(大減益から大増益)ランキング150

P.54 【株価材料を総点検 Part2】 新潮流に乗れ! このテーマに注目

P.56 PERは当てになるのか、異例決算で戸惑う投資家

P.58 INTERVIEW|天野秀樹 あずさ監査法人 専務理事 IFRS本部長
「国際会計基準の導入に向けて課題の洗い出しを」

P.59 INTERVIEW|吉井一洋 大和総研 制度調査部長


割安100社

P.60 配当利回りランキング50

P.61 低PBRランキング50

P.62 残存者利益狙うエルピーダ、パイオニアは車載に懸ける

P.63 INTERVIEW|魚本敏宏 メリルリンチ日本証券 調査部チーフ・クレジット・ストラテジスト
「資本注入企業は短期的には破綻リスクがなくなる」


瀬戸際373社

P.64 自己資本比率ワーストランキング150

P.66 継続疑義183社、重要事象40社

P.70 新興不動産会社を惑わす、謎の投資事業組合を追う


P.78

第2特集
進む「3D革命」

大手電機メーカーに光明 進む“3D映像革命”
本場ハリウッドで普及が進む3次元映像に、パナソニック、ソニーが目標を定める。


P.84

第3特集
高樹のぶ子×ドー・ホアン・ジュウ対談 性表現でベトナムの暗部を描く

高樹のぶ子 作家
「女の性や生理には、男の論理を壊す力がある」
ドー・ホアン・ジュウ ベトナム人作家
「ベトナムでは書くのは自由だが、出版できるとは限らない」


スペシャルインタビュー

P.72 SPECIAL INTERVIEW
勝間和代氏が「株投資のカリスマ」マルキール教授に聞く

個人が株式投資で勝ち続けるのは可能か
「インデックス運用の宣教師」バートン・マルキール教授に、勝間和代氏が直撃!


コラム

P.9 経済を見る眼
増えた祝日数を実感しない理由/大竹文雄


P.14

NEWS TOP 4 &MARKET VIEW

(1)通販規制に非難が集中、改正薬事法の波紋
大衆薬の通販が禁止 改正薬事法の波紋
薬事法改正に通販業者の不満続出。検討会の議論はまとまらず、完全施行を迎えた。

(2)収益細る農林中央金庫、証券化商品の塩漬けも
運用資産60兆円 収益が細る農林中金の実相
時価会計の弾力化を活用し、運用資産を塩漬け。それでも含み損は2兆円に。

(3)株主総会まで1カ月、日本郵政社長続投の火種

(4)池田銀行・泉州銀行の統合で、メガバンク退出の理由

今週のキーワード&キーパーソン

P.18 WORLDWIDE NEWS
ブラジルエネルギー、米国自動車、カナダ景気、ドイツ雇用

P.20 市場観測
マインド指標は1月に底入れ、景気回復シグナルは本物か

P.22 株式観測
心理面で変化の兆しあるが、期待と実態の乖離に懸念

『会社四季報』【最新情報】
帝人、日本板硝子、日本製鋼所、ラオックス

P.24 マクロウォッチ【世界経済】
世界経済は年内に回復? 希望的観測に水差す日欧

今週の気になる数字
40代の魚介類摂取量減少率(1997- 2007年比)

P.26 「ミスターWHO」の少数異見
「通貨は強くあれ」、速水元総裁の遺言を想う
Hot&Cool
再燃する『スター・トレック』人気、原点回帰で新たなファンを獲得


スペシャルリポート

P.30
ブックオフへ出資、出版連合6社の狙い
出版連合6社がブックオフに出資した狙いは
大日本印刷グループと大手出版社が、中古販売大手のブックオフの大株主に。その真意は。

P.32 読者の手紙、編集部から


カンパニー&ビジネス、トップインタビュー

P.90 カンパニー&ビジネス
「個店勝手」で大いに結構! 一匹狼ヤオコーの大一番
孤高の食品スーパーは17期連続で増収増益中
現場力を最大限引き出し快走するヤオコーが、ついに都心進出に照準を絞った。

P.94 TOP INTERVIEW
ピーター・T・グラウアー/ブルームバーグ会長
「金融市場縮小の今こそ、アグレッシブに攻める」


連載

P.98 中国動態 China Watch
中国人はすぐ辞める? 実は強い長期雇用志向

P.100 グローバル・アイ
米国は景気回復に向け、あらゆる政策を講じよ/ブラッド・デロング

P.102 グローバルチャレンジャー
ホワイトスペースに資源集中、中型機市場創ったエンブラエル

P.104 知の技法 出世の作法 佐藤 優
「時間を圧縮する」ということ

P.106 変貌とげた世界経済
変われなかったニッポン 野口悠紀雄

P.108 わかりあえない時代の「対話力」入門
しゃべりすぎの無理は禁物 北川達夫

P.110 ワークライフバランスを実現する仕事術
最初に仕事の「鳥瞰図」を描き最終の姿を意識しながら進める 佐々木常夫

P.112 The Compass
正社員を前提にした、育児休業制度の問題点/山田昌弘

P.114 FOCUS政治
鳩山代表は弱点を克服できたか/塩田 潮

P.118 アウトルック
豊富な森林資源を生かす林業政策を

P.120 Books&Trends
個性派書店「連携」で新たな可能性探求
Review、新刊新書サミング・アップ、著者に聞く

P.126 アゴラ百景
3坪弱の小部屋に集う路上禁煙区域の喫煙者

トレンドワード

P.130 データウォッチ
マーケット&マクロ主要指標 最新データ一覧

P.132 開発途上国の明日Watch Fire
世界経済に翻弄される開発途上国の人々

P.133 ゴルフざんまい 成毛 眞

P.134 長老の智慧 榮久庵憲司
優れた工業デザインを生み出す極意

PR(制作:広告局企画制作部)

P.5 ビジネスアスペクト
プライスウォーターハウスクーパース コンサルタント/べリングポイント日本法人が世界最大級のプロフェッショナルファームの一員へ。

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号