週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2011年1月29日号
2011年1月24日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201350117

資源 「再」バブル!

コモディティ(商品)価格上昇に歯止めがかからない。アフリカでは食料の値段高騰で暴動も発生。円高メリットを飲み込みかねない勢いで、日本にも襲いかかろうとしている。

第2特集:復活?「小型液晶」

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.32

COVER STORY
資源「再」バブル!


[マクロ編]

P.34  忍び寄る“資源バブル”の足音
[図解]
・日本経済を苦しめる資源高/価格上昇のメカニズム
・鉱物・エネルギー・農作物 生産量&埋蔵量一覧
・レアアースとは何か?
【米国現地ルポ】 運用資産総額は過去最高、シカゴ市場に先高観台頭
【中国現地ルポ】 物価高騰とともに消えるチャイナドリーム
INTERVIEW│ こう見る資源高
高橋 進/日本総合研究所 副理事長
「グローバル化や国内再編で収益力を伸ばして資源高に対処せよ」
柴田明夫/丸紅経済研究所 代表
「資源高騰は需要増加が原因。均衡点価格の変化が起きている」

[市況編]

P.46  商品別! 相場概況&見通し
石油、ベースメタル、コーヒー、小麦、トウモロコシ、大豆
金先物価格、“売り手不在”で1600ドル台目指す?
高成長で結婚式は豪華に、持参“金”も高額化するインド
コモディティ&資源 6のトリビア

[産業編]

P.58  原材料価格上昇と戦う日本企業
銅製錬会社、高炉大手、コーヒー業界、タイヤメーカー、携帯電話部品メーカー
INTERVIEW│ 大崎将行、新村直弘/マーケット・リスク・アドバイザリー
[図解] 鉱物資源は製品のどこで使われているのか?
製粉・食品業界が苦慮する小麦価格高騰への対応


[投資編]

P.68  知っておきたい 金投資のイロハ
ETF登場で環境激変! コモディティ投資活用法
三菱商事人気で幕開けも、資源高への反応鈍い株価
しっかり把握したい 資源国概況&投資のリスク

P.108

第2特集
アップル特需は甘いか、酸っぱいか
復活?「小型液晶」

日本の液晶メーカー“囲い込み”に乗り出すアップル。これは朗報か、それとも…。


コラム

P.9 経済を見る眼
終身雇用が若者の就職難を招く/八代尚宏


P.14 NEWS TOP 4

(1)高齢者値上げは「必然」、赤字続きの自動車保険

(2)効果は期待外れ? 住宅エコ特需の実態

(3)ノンアルコール成長で形骸化するシェア争い

(4)ジョブズ不在のアップル、問われ始める“引き際”


今週のキーパーソン/WORLDWIDE NEWS


P.20 スペシャルリポート

01 インド合弁解消で見たホンダ2輪戦略の凄み

2輪車が拡大中のインド。現地シェア首位のヒーローホンダと離れ、単独展開する真意とは。

02 リース業界が猛反発、新会計基準案の問題点

国際会計基準審議会が新基準の草案を公開。衝撃の内容に、リース業界は反発している。


P.24 MARKET VIEW

■市場観測  ■株式観測  ■会社四季報【最新情報】  ■マクロウォッチ【欧州経済】  ■今週の気になる数字  ■ミスターWHOの少数異見  ■Hot&Cool  ■読者の手紙、編集部から


カンパニー&ビジネス、告知板、トップインタビュー

P.80 カンパニー&ビジネス
太陽電池に未来を託す、昭和シェル石油の勝算
香藤繁常/昭和シェル石油会長
「新工場は昭和シェルが世界企業へと成長する大きな節目だ」

P.84 カンパニー&ビジネス
“お荷物”とは言わせない、パ・リーグの集客増戦略
プロ野球の人気凋落がいわれる中、パ・リーグの観客動員数は5年で2割増となっている。

P.104 TOP INTERVIEW
桜井正光/経済同友会代表幹事
「農業側も国際競争力の強化を考えてほしい」


連載

■告知板 新製品&イベント  ■中国動態 China Watch  ■グローバル・アイ  ■新興国市場で勝つ12の戦略  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■ニッポンの選択/野口悠紀雄  ■わかりあえない時代の「対話力」入門/北川達夫  ■地球科学入門/鎌田浩毅  ■The Compass/橘木俊詔  ■FOCUS政治/樺山 登  ■東洋経済1000人意識調査  ■アウトルック  ■Books&Trends 著者に聞く 志村史夫  ■Review、新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ等  ■データウォッチ  ■長老の智慧 山田日登志


PR(制作:広告局企画制作部)

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今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号

訂正情報

週刊東洋経済 「資源「再」バブル!」 訂正情報

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週刊東洋経済2011年1月29日号(1月24日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
36?37ページ ■生産量&埋蔵量一覧のグラフ
リチウムイオン
:埋蔵量99.0億t、年間生産量1800.0万t、最大生産国(チリ)740万t

:埋蔵量9900万t、年間生産量1.8万t、最大生産国(チリ)7400t

石油
:埋蔵量13.3兆バレル

:埋蔵量1.33兆バレル
60ページ ■ドトールコーヒーの星野正則氏の役職について
:社長

:副社長
70ページ ■金ETFの種類の表
「SPDR・ゴールドシェア受益証券」について
:最低投資口数 50口単位

:最低投資口数 1口単位