週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2011年2月5日号
2011年1月31日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201310210

まだ間に合う!糖尿病

今や40代以上の男性3人に1人、女性4人に1人が糖尿病かその予備群。初期の自覚症状がない病気に、忙しいビジネスパーソンはどう取り組むべきか。患者の実例などから生活習慣を見直すヒントを考える。

第2特集:働く自動車のデザイン革命

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.32

COVER STORY
40代以上の3人に1人を襲う「国民病」
まだ間に合う!糖尿病


P.34 【図解】40代以上男性3人に1人の国民病。だが、治療を受けている人は半分


PART 1【医療編】

P.36  なぜ糖尿病になるのか?
生活習慣病  高血圧、認知症、がん…糖尿病からつながる命の危険!
COLUMN│健診では肝機能、脂質、血圧にも注意
合併症 高血糖は万病のもと。自覚症状なく進行し全身で発症
診断 血糖値とHbA1c。健診結果で早期発見
COLUMN│治療効果がより早くわかる注目の指標「GA」
クスリ 大きな期待を集めるインクレチン関連新薬
先端治療 次世代薬や再生医療で糖尿病克服の日は来るか


PART 2【予防編】

P.54  糖尿病予防Q&A
肥満ではないから糖尿病にならない?/なる人・ならない人の差は?/運動しているから 大丈夫?/ご飯とサラダ、どちらが先?/サプリメントを飲んでいれば大丈夫?…
食事・運動 オスモチン含むトマトの効果。ミトコンドリアを増やす運動
COLUMN│中高年にも起こる「1型糖尿病」


PART 3【治療・管理編】

P.62  治療はどう行うのか?
費用 一生続く治療費。病気が進めば負担も増える
COLUMN│糖尿病患者の格差問題
日常生活 患者5人のケーススタディ。自分に合った治療法の探し方
100人アンケート 糖尿病患者の深刻な悩み


P.82

第2特集
モノづくりでも進む「クールジャパン」
働く自動車のデザイン革命

働く自動車はいつだって子供のあこがれ─。その働く自動車に空前のデザイン革命が起きている。


P.20 スペシャルリポート

01 スマートフォン旋風にモバゲー、グリー試練

携帯ソーシャルゲームの2強もスマートフォン対応はこれから。競争環境も変わってきそうだ。

02 年金は税か社会保険か、民主・自民の意外な相似

与謝野発言を機に沸騰する税と社会保障の一体改革。年金をめぐる民・自の考えは意外に近い。


コラム

P.9 経済を見る眼
再分配機能を強化する方法とは/神野直彦


P.14 NEWS TOP 4

(1)NTTが苦渋の決断、光接続料を3割値下げ

(2)NECとレノボの提携劇、国内ジリ貧で反転攻勢

(3)中小企業に降りかかる、為替デリバティブ損失の重圧

(4)30兆円マネーはどこへ、国債・郵貯からの預け先


今週のキーワード&キーパーソン/WORLDWIDE NEWS
白井芳夫/日野自動車社長
久芳徹夫/京セラ社長


P.24 MARKET VIEW

■市場観測  ■株式観測  ■会社四季報【最新情報】  ■マクロウォッチ【日本経済】  ■今週の気になる数字  ■ミスターWHOの少数異見  ■Hot&Cool  ■読者の手紙、編集部から


スペシャリストインタビュー、カンパニー&ビジネス

P.90 SPECIALIST INTERVIEW
フィリップ・ドスト=ブラジ/国連事務総長特別顧問
「経済危機でODAが低迷、国際連帯税の導入が急務だ」

P.96 カンパニー&ビジネス
ポーラ・オルビスが挑む、訪問販売と店舗の融合
鈴木郷史/ポーラ・オルビスホールディングス社長
「3年以内に中国で訪問販売を開始したい」

P.100 カンパニー&ビジネス
新境地に踏み出した旭ダイヤモンド工業
川嶋一夫/ポーラ・オルビスホールディングス社長
規模と技術で存在感を示し業界のリーダーを目指す


連載

■中国動態 China Watch  ■グローバル・アイ  ■新興国市場で勝つ12の戦略  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■ニッポンの選択/野口悠紀雄  ■わかりあえない時代の「対話力」入門/北川達夫  ■地球科学入門/鎌田浩毅  ■The Compass/藤原帰一  ■FOCUS政治/歳川隆雄  ■東洋経済1000人意識調査  ■アウトルック  ■Books&Trends 著者に聞く 小林朋道  ■Review、新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ等  ■ゴルフざんまい/コシノヒロコ  ■データウォッチ  ■長老の智慧 山田日登志

P.122 Books&Trends
小林朋道/鳥取環境大学教授
「拍手は本能的に“友好”と感じる要素を含んでいる」


PR(制作:広告局企画制作部)

ビジネスアスペクト:アペックス/ 1杯のコーヒーに、凝縮されたおいしさとプライド

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号
  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号

訂正情報

週刊東洋経済 「まだ間に合う!糖尿病」 訂正情報

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週刊東洋経済2011年2月5日号(1月31日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
65?66ページ ■治療にはいくらかかるのか
65ページ表
:調剤基本料4000円、薬剤費合計6014円、3割負担額1804円、毎月かかる費用は4531円

:調剤基本料400円、薬剤費合計2414円、3割負担額724円、毎月かかる費用は3451円

65ページ本文4段目、後ろから12行目
:3割負担で4531円だった(上表)。

:3割負担で3451円だった(上表)。

65ページ本文4段目、後ろから6行目
:3割負担で1万3004円だった(上表)。

:3割負担で1万1924円だった(上表)。

66ページ表
:調剤基本料4000円、薬剤費合計15137円、3割負担額4541円、毎月かかる費用は13004円

:調剤基本料400円、薬剤費合計11537円、3割負担額3461円、毎月かかる費用は11924円