危機を乗り切る
リーダーシップ
企業をとりまく事業環境がますます厳しさを増す中、管理職の重要性は高まるばかり。危機においてこそ、リーダーとしての真価が問われる。いま求められる能力と責任は何か。
震災特別誌面:試練の日本経済
第2特集:スーパー・百貨店 背水の陣

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
P.32
P.34 【図解】 部下が評価するよい上司・悪い上司の条件とは
INTERVIEW│ 佐々木常夫/東レ経営研究所特別顧問
「普段からの備えと習慣が、最大のリスク回避だ」
INTERVIEW│ 山内昌之/東京大学教授
「総合力、胆力、人心掌握力こそが求められている」
【事業継続計画(BCP)】
管理職の的確な判断が事業継続のカギを握る
【リスクマネジメント】
リスク感性力のあるリーダーを!
COLUMN│ 情熱とビジョンで危機の米国導いたルーズベルト
INTERVIEW│ 竹中ナミ/プロップ・ステーション理事長
【モチベーションマネジメント】
2つのマジックを駆使し部下をやる気にさせる!
【セルフモチベーション】
上司の「やる気」が部下を変える
【コーチング】
単なる会話術ではない、部下の目標達成こそ目的
【30歳問題】
信頼するマネジメントで働く目的を見いださせる
【メンタルヘルス】
メンタル対策で問われる上司のマネジメント能力
COLUMN│ 生活習慣は仕事と同じく「PDCA」で改善する
P.14
大震災の被害は食、産業、医療に波及。東電だけでなく、行政にも批判が集まる。
震災で進む東北産離れ、不安払拭へ険しい道
鹿島コンビナート被災で最終消費財にドミノ倒し
想像を絶する避難所生活、劣悪な環境で感染症蔓延も
COLUMN│悪いのは東電だけなのか
市場観測│震災の影響は世界に広がる
日本激震! 私の提言
八田達夫/大阪大学名誉教授
「送電網は新規業者に開放すべき」
【TOP INTERVIEW】
佐治信忠/サントリーホールディングス社長
「自粛を続けても日本経済は活性化しない」
P.62
折からの競争激化に、大震災が襲った。消費減退の長期化懸念も。流通2業態の将来は。
[Part2 スーパー] GMSは専門店に勝てるのか
【INTERVIEW】
桑原道夫/ダイエー社長
野田 亨/西友CEO
鈴木敏文/セブン&アイ・ホールディングス会長
「イトーヨーカ堂の改革度はまだ30点」
[Part3 百貨店] 死闘!東西三都で新店が火花
【INTERVIEW】
谷 哲二郎/ルミネ社長
椙岡俊一/エイチ・ツー・オー リテイリング会長兼CEO
「“自分発見型”の店作りを目指す」
P.9 経済を見る眼
大震災の復興シナリオを早期に
八代尚宏/大阪大学名誉教授
「送電網は新規業者に開放すべき」
読者の手紙、編集部から
松本正之/NHK会長
「受信料の10%還元を検討していく」
■知の技法 出世の作法/佐藤 優 ■ニッポンの選択/野口悠紀雄 ■わかりあえない時代の「対話力」入門/北川達夫 ■中国動態 ChinaWatch ■アジア特報 ■FOCUS政治/樺山 登 ■アウトルック ■Books&Trends、新刊新書サミング・アップ ■データウォッチ ■告知板 ■長老の智慧/木滑良久
P.98 Books & Trends
池上 彰/ジャーナリスト
「電気供給量減でライフスタイルを変える」
ビジネスアスペクト:日本エリクソン エリクソンが描くネットワークソサエティへの道
※今号は特別誌面のため、連載の一部を休載しました。ご了承ください。