週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2012年3月24日号
2012年3月19日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201340323

経済超入門 日本経済「5つの通説」を疑え

激動の時代、常識や通説だけでは問題を理解できない。反論、異論に解説も加え、わかりやすく取り上げる。

集中連載:
震災から何を学んだか

第2特集:
アップルの“賞味期限”

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.42

COVER STORY
経済超入門

 

| テーマ1 | 円高は日本経済にマイナスか?
[通 説] 円高は輸出でデメリット
[反 論] 実質実効レートでは円高ではない
[異 論] 対ドルより対韓国ウォンが心配だ

 

| テーマ2 | 貿易赤字は悪い兆候なのか?
[通 説] 日本は“成熟した債権国”の段階へ
[異 論] 2014~15年に経常赤字に転落する

 

| テーマ3 | 消費税引き上げは景気にマイナスか?
[通 説] デフレに駆け込み需要の反動減も
[異 論] 将来不安が解消し消費にプラス

 

| テーマ4 | 財政危機は深刻度が増しているか?
[通 説] 日本はギリシャほど悪化してはいない
[反 論] 財政再建はいよいよ待ったなし!
[異 論] 大阪府など地方財政も危機的状況

 

| テーマ5 | 金融緩和継続で景気はよくなるか?
[通 説] 「ゼロ金利の罠」で効果は剥げる
[異 論] 広い意味での量的緩和は副作用も

 

[9つの解説]
(1) 中国は内需で7.5%成長できる
(2) 構造調整で米国の本格回復遠い
(3) 若い現役世代の年金も維持できるか
(4) 人口減少による需給崩壊で内需縮む
(5) 欧州危機一服でも残る課題は
(6) 株式市場は外国人の動向で決まる
(7) TPPが自由貿易のあり方を問う
INTERVIEW│ TPP推進派 vs.慎重派
(8) 揺れ動く中東情勢、緊迫するイラン
(9) 転換迫られる日本のエネルギー政策

 

COLUMN│
世界の税金あれこれ
「選挙の年」は保護主義が台頭
ガスシフトへ期待の星?

 

用語解説

 

P.104

集中連載
震災から何を学んだか

(1) 自動車のサプライチェーン
在庫を絞り効率性を極めた日本車のサプライチェーン。震災が日本のモノ作りの見直しを迫る。

佐々木眞一/トヨタ自動車副社長
「部品共通化を今後さらに進める」

志賀俊之/日産自動車COO
「BCP対策はほぼでき上がった」

 

P.136

第2特集 高成長神話は続くか?
アップルの“賞味期限”

ジョブズというカリスマ経営者亡き後も、業績絶好調のアップル。次は「テレビ」が成否の分岐点だ。世界で最も“旬”な企業に死角はないか。

iPadで目覚める産業/ドコモがiPhoneを解禁する日/商標権、労務問題という中国リスク/電子部品会社は戦々恐々

福田尚久/日本通信専務
「ジョブズの魂を次がどう継承するか」

夏野 剛/慶応義塾大学特別招聘教授
「アップルが狙うネットとテレビの融合」

 

P.20 NEWS

(01)電波オークション導入へ、膨らむ落札額の落とし穴

(02)シャープもトップ交代、“大穴”次期社長の手腕

(03)コメ高騰で輸入米増加、くすぶる自由化論議

(04)買収誤算の日本板硝子、東電並みの格付けに

 

P.26 SPECIAL REPORT

(01) 縮む市場で出店競争、家電量販サバイバル
エコポイント、地デジ完全移行の特需が消え、低迷する家電量販店。
最大手ヤマダ電機が売り上げ拡大へ出店を加速する一方、下位企業への再編圧力は強まる。

(02) 勢い増す外資系製薬、日本市場で荒稼ぎ

 

P.30 MARKET VIEW

■マクロウォッチ【中国経済】  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】

 

連載

■経済を見る眼/池尾和人  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■日本の選択/野口悠紀雄  ■世界で働くための宗教入門/井上順孝  ■中国動態/柯 隆  ■アジア特報/『中国経済周刊』(中国)  ■The Compass/藤原帰一  ■FOCUS政治/歳川隆雄  ■アウトルック  ■Books&Trends  ■長老の智慧/大星公二(元NTTドコモ会長)

 

コラム

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今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号