週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2012年4月7日号
2012年4月2日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201310425

エアライン&エアポート2012

3月1日のピーチ就航から1カ月。夏にはLCCの3社が出そろう。はたして日本の顧客に根付くのか。全国の空港にも個性が出てきた。日本の空が今、大きく変わる。

第2特集:
さらば、GDP

核心リポート:
台湾資本が“救済”、シャープ苦渋の決断

東洋経済オンライン有料会員

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.34

COVER STORY
航空大革命
エアライン&エアポート2012

[時価総額ランキング] これが世界のエアラインTOP30だ!

 

[Part1] 日本で根付くか LCC元年の勝負
ピーチが予想外の好発進、次の課題はブランド戦略
INTERVIEW│ローコスト経営の旗手たちに聞く
井上慎一/ピーチ・アビエーションCEO
「予約は日を追うごとに増えている。今後重要なのはブランド戦略」
鈴木みゆき/ジェットスター・ジャパン社長
岩片和行/エアアジア・ジャパン社長
西久保愼一/スカイマーク社長
新米エアライン「初飛行」、その知られざる舞台裏
ポイントはむしろ快適さ。別の生き方を選ぶスターフライヤー
あなたはどっちを選ぶ? LCC vs. FSA 5番勝負
欧米成熟、アジアは急成長! 海外LCCの最新動向

 

[Part2] 覚悟を決めたANA・JALの挑戦
軽微? 壊滅的? LCC参入後、大手エアラインの収益はどうなる
脱「内需依存」でアジアに舵を切れ! LCC時代のANA・JALサバイバル術
INTERVIEW│2大エアラインのTOPが激白「戦いは始まった!」
伊東信一郎/全日本空輸社長
植木義晴/日本航空社長
「新しい宝、ボーイング787を中長距離路線に導入する」
涙のリストラから再出発 JAL現場社員が語る「稲盛改革」

 

[Part3] 「経営視点」で日本の空港は変われるか
国営空港が民営化へ、赤字増に歯止めなるか
北海道、青森、茨城、能登・・・ 活性化に動き出す地方空港
LCC就航を促した、成田と羽田の競争意識
COLUMN│羽田拡張で浮上した千葉の騒音問題
COLUMN│飛行機好きの女子が集結! 鉄子に負けな“空美”パワー
債務軽減を図る関空・伊丹の経営統合、共栄は可能か
地域との協働に活路を求める静岡空港の例
激変の航空業界を支える 注目の専門職ガイド

 

P.94

第2特集
さらば、GDP

経済成長を目指すより、心豊かに生活できる社会を目指そう。そんな“脱・成長”を志向する若者が増えている。ネット世代の意識変化の 底流を探る。

高橋 進/日本総合研究所理事長
「GDP至上主義が、いまだに続いているのは問題」

岡田斗司夫/オタキングex代表
「日本は“評価経済”の高度成長期に入った」

 

P.16

核心リポート
台湾資本が“救済”、シャープ苦渋の決断

液晶事業の環境激変で業績低迷にあえぐ中、台湾資本を受け入れ。堺工場の支配権も一部売却し、生き残りを図る。

 

P.18 NEWS

(01)明治のヨーグルト人気、交錯するそれぞれの思惑

(02)止まらないガソリン高、スタンドは1円競争に

(03)ミクシィが新規参入、SNS通販は稼げるか

(04)アンテナショップが続々、菓子メーカーの新戦略

 

P.24 SPECIAL REPORT

開発ラッシュに沸く、メガ物流施設

 

P.28 MARKET VIEW

■マクロウォッチ【日本経済】  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】

 

連載

■経済を見る眼/吉川 洋  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■ニッポンの選択/野口悠紀雄  ■世界で働くための宗教入門/井上順孝  ■中国動態/陳 言  ■アジア特報/『中央日報エコノミスト』(韓国)  ■グローバル・アイ/イアン・ブルマ  ■The Compass/武田晴人  ■FOCUS政治/星 浩  ■アウトルック  ■Books&Trends  ■お金には(たぶん)ならない/宇野常寛  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■長老の智慧/大星公二(元NTTドコモ会長)

グローバル・アイ
イアン・ブルマ/米バード大学教授
「民主主義は国民の適切な情報入手なしには機能しない」

Books & Trends
坂根正弘/コマツ会長
「見る、語る、実行するの3ステップで言葉が力を持つ」

 

コラム

■今週のキーパーソン  ■WORLDWIDE NEWS  ■今週の気になる数字  ■ミスターWHOの少数異見  ■Yahoo! ニュース・トピックスランキング  ■読者の手紙、編集部から  ■ゴルフざんまい 小林浩美  ■東洋経済1000人意識調査

キーパーソン
遠藤信博/NEC社長
田中良和/グリー社長

 

PR(制作:広告局企画制作部)

ビジネスアスペクト: 神戸薬科大学/医療産業都市「神戸」からの発信。
ONE&ONLY: SRIスポーツ
クライシスマネジメント・フォーラム
I want it !: 武田薬品工業

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号

訂正情報

週刊東洋経済 訂正情報

最新の情報にするために、ブラウザーの更新ボタン(再読み込みボタン)をクリックしてご覧下さい。

週刊東洋経済2012年4月7日号(4月2日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
73ページ ■首都圏空港は52万回から75万回へ大幅増強 −成田・羽田の容量拡大スケジュールの表
:羽田空港 国際線30.3万回 

:羽田空港 国内線30.3万回 
98ページ ■ブータンのGNH指数―4つの柱と9つの指標から構成― の図に
以下を追加
(出所)関西大学・草郷孝好教授資料