週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2012年7月21日号
2012年7月17日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201330720

みんな不妊に悩んでる

世界で広がる不妊症。中でも“晩産化"が進む日本の状況は深刻だ。今や男の10人に1人が精子に問題を抱える時代。男も不妊とは無縁ではない。世界のカップルを悩ます不妊症、その最前線を追った。

第2特集
ゲーミフィケーションで働き方が変わる!

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.36

COVER STORY
みんな不妊に悩んでる

[ 図解 ] 日本の未来を左右する「不妊」。その原因を探ると・・・


今や不妊は国民病です

男性不妊の原因はこれだ!
乏精子症/無精子症/精子無力症/勃起障害(ED)

気楽に受けよう! 男性不妊検査の中身

あなたの精子を守るための10カ条

専門家に聞く 男性不妊、その傾向と対策
石川智基/石川病院副理事長
「男性の10人に1人は精子に問題を抱えている」
市川智彦/千葉大学教授
岩本晃明/国際医療福祉大学教授

INTERVIEW│ ヒキタクニオ/作家
「もっとオープンに不妊を語りましょうよ」

コスト・妊娠率別 カップルのための治療戦略

妊活に励むアラフォー世代。 「卵子老化」と戦う現実は?

不妊治療の経験者が語る 「わたしは これが つらかった」

今の不妊政策はここが問題!
野田聖子/自民党 衆議院議員
「今の助成では足りない。所得制限もなくすべきだ」
吉村泰典/慶応義塾大学産婦人科教授

希望者多数でも成立しない、養子縁組の悲しい現実


世界も不妊で悩んでる

[ 米 国 ] ハーバード生の卵子は300万円。巨大な不妊産業

INTERVIEW│ デボラ・スパー/「ベビー・ビジネス」著者

[フランス] 体外受精は4回まで社会保険でカバー

[ 中 国 ] 漢方クリニックが人気! 代理母で八つ子出産も

[ 韓 国 ] 不妊への意識は日本以上。体外受精も国で管理


P.86

第2特集
会社の仕事ってRPG(ロール・プレイング・ゲーム)とそっくりだ

ゲーミフィケーションで働き方が変わる!

“ゲーム化”が企業のIT活用における最も重要なトレンドになるという。モチベーションが向上する、組織での活用法を見てみよう。

深田浩嗣/ゆめみ社長
「ゲーミフィケーションで競争意識が生まれやすくなった」


P.16 NEWS & REPORT

(01)韓国に対抗できるのか、日の丸有機ELの憂鬱
テレビ用の大型有機ELパネルでソニーとパナが共闘。ただ韓国勢追撃の本気度には疑問も。

(02)再上場目前のJAL。ANA、自民が反発
今年9月の上場を目指すJALに対し、ANAと自民党が批判の度合いを強めている。

(03)太陽光発電バブル、土地争奪戦の実態
新規参入事業者による発電用土地の獲得合戦が熱を帯びる一方、土地を貸し渋る自治体も。

(04)逆風下の中国で増勢、ブリヂストンの「武器」

(05)最悪期を抜け出した、会津若松の観光業


P.26 MARKET & MACRO

■株式観測/宮島秀直  ■為替観測/高島 修  ■市場観測/日本の貿易構造  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】


P.23 INTERVIEW

新社長インタビュー
澤田道隆/花王社長
「安いモノに追随すると全然面白くない」

トップインタビュー
ダニエル・ドクトロフ/ブルームバーグCEO
「金融の規制強化は新たな情報ニーズ生む」


連載

■経済を見る眼/川本裕子  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■日本の選択/野口悠紀雄  ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎  ■世界で働くための宗教入門/井上順孝  ■中国動態/厳 善平  ■アジア特報/『中央日報エコノミスト』(韓国)  ■グローバル・アイ/イアン・ブルマ  ■The Compass/橘木俊詔  ■FOCUS政治/山口二郎  ■アウトルック  ■Books&Trends  ■お金には(たぶん)ならない/宇野常寛  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■長老の智慧/佐々木 正(NPO法人 新共創産業技術支援機構 理事長)

Books & Trends
倉本由香利/経営コンサルタント
「日本には世界のトップ技術が極めて多い」

ブックレビュー
1. 「Gゼロ」後の世界 主導国なき時代の勝者はだれか
イアン・ブレマー 著/北沢 格 訳
米国の重要な役割は変わらないと指摘する(中岡 望)
2. 政権交代はなぜダメだったのか 甦る構造改革
田中直毅、国際公共政策研究センター 著
浮かび上がる統治リアリズムの欠如(中沢孝夫)


コラム

■キーパーソン  ■WORLDWIDE NEWS  ■ミスターWHOの少数異見  ■今週の気になる数字  ■読者の手紙、編集部から  ■ゴルフざんまい 弘兼憲史  ■東洋経済1000人意識調査

キーパーソン
奥田 務/J. フロント リテイリング会長
柳井 正/ファーストリテイリング社長


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今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号