週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2013年6月15日号
2013年6月10日 発売
定価 723円(税込)
JAN:4910201330638

起業100のアイデア

ネット業界はもちろん、ものづくりや金融、教育などさまざまな分野で活躍するベンチャー企業。優れたアイデア、脱常識の発想から学べることは多い。

リポート:崩れ始めた 経済界の序列

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.36

COVER STORY
この国には起業家がもっと必要だ!!

起業100のアイデア

起業家支援に奮戦するベンチャーキャピタル


[金融]
スマホでカード決済/全自動クラウド型会計ソフト/続けられる家計簿

[教育/学習]
先生たちの知恵共有サイト/リアルタイム対戦型学習サービス/ニッチな習い事の先生発見/子ども向け知育アプリ

[情報/メディア]
ニュースコンシェルジュ/2000字小説アプリ/ハウツー情報提供サービス

[クリエーター/求人]
クリエーターと企業をマッチング/自動翻訳システムで世界中にデザイン発注

[メーカー/デバイス/テクノロジー]
人工のクモ糸繊維/「グーグルグラス」のライバル/1億円の超小型人工衛星/90日×全チャンネル録画機/メールが届くとスマホが香る

[ファッション/食]
託児所付き美容室で雇用創出/都市住民向けの週末畑/鮮魚流通をITで迅速化/商品バーコードを撮影して簡単アレルギーチェック

[各種サービス]
名刺管理サービス/チケット電子もぎり/市場調査の進化版/体験ギフト

[ウェブ/広告]
表示までの0.1秒で広告入札/「食べたい」ボタンで主婦のモチベーションアップ/「2分で作れる」オンラインストア

まだまだある! アイデア光るベンチャー企業


INTERVIEW│南場智子/ディー・エヌ・エー ファウンダー 取締役
「経営を引き継ぐ覚悟を決めさせた部下からの問い」

事業会社がベンチャーに投資するワケ

1000社以上を生んだノキアのリストラ支援プログラム

新アイデアの資金を募るクラウドファンディング

INTERVIEW│坂本 孝/俺の株式会社 社長
「社員第一、顧客は第二で考えている」

INTERVIEW│藤田 晋/サイバーエージェント 社長


P.82

REPORT
崩れ始めた経済界の序列

自民党との二人三脚で日本を動かしてきた財界の影響力は今や大きく低下。経営者たちを縛っていた「序列」も崩壊を始めた。業界の格付けを示す極秘の表に見る、エスタブリッシュメントの実像とは。


P.18 NEWS & REPORT

(01)KDDIよ、お前もか、通信障害で揺れる信頼
データ通信量の急増に対応しきれず、通信障害が続発。顧客獲得の武器だった品質への信頼が揺らぐ。

(02)笛吹けど踊らず、首都圏スーパー連合
事業環境が厳しく、再編は不可避。だがグループ企業の協力すらままならない。

(03)パナソニックが背負う赤字解消の二つの課題
営業益5%超の中計。カギ握る赤字事業改善に必要なのは、儲かる領域へのシフトと調達の見直しだ。

(04)西武TOB空振りでサーベラス手詰まり
米サーベラスによる西武HDへのTOBは目標大幅未達に終わった。西武への影響力アップは限定的で、落としどころが焦点に。

(05)巨額投資に打って出た日の丸液晶の大勝負

(06)薬のネット販売解禁へ、それでもくすぶる火種


P.25 INTERVIEW

フランクリン・アレン/ペンシルベニア大学ウォートン校教授
「アベノミクスはリスクが大きい。日銀は制御しきれない」


P.28 MARKET & MACRO

■株式観測/張谷幸一  ■為替観測/亀岡裕次  ■市場観測/小野 亮  ■データウォッチ【マーケット&マクロ主要指標】  ■会社四季報【最新情報】

市場観測
小野 亮/みずほ総合研究所 主席研究員 シニアエコノミスト
「米経済の改善次第で、QE3は9月に縮小を開始か」


連載

■経済を見る眼/八代尚宏  ■知の技法 出世の作法/佐藤 優  ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎  ■慢性デフレと新型バブル/野口悠紀雄  ■中国動態/富坂 聰  ■アジア特報/『中央日報エコノミスト』(韓国)  ■グローバル・アイ/リチャード・カッツ  ■FOCUS政治/星 浩  ■インセンティブの作法/安田洋祐  ■Books & Trends  ■Review  ■新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ など  ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二  ■新世代リーダー50人/慎 泰俊(Living in Peace 代表)

経済を見る眼
八代尚宏/国際基督教大学客員教授
「市場に応えるためには異次元の規制改革が必要」

Books & Trends
細野真宏/経済解説者、Hosono’s Super School 主宰
「考えの基軸持てば株価の乱高下に右往左往しない」

新世代リーダー50人
慎 泰俊/Living in Peace 代表
「パートタイム社会貢献は本業にもよい効果ある」


コラム

■WORLDWIDE NEWS  ■ミスターWHOの少数異見  ■今週の気になる数字  ■読者の手紙、編集部から  ■ゴルフざんまい 青木 功  ■東洋経済1000人意識調査


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今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号