サプリ、トクホの嘘と本当
日本人の6割以上が当たり前のように取っているサプリメントやトクホ。ネットやテレビでの広告はすさまじい。サプリの規制緩和で2兆円の健康食品市場は4兆円、6兆円になろうとしている。だが本当に効くのか、宣伝に嘘はないのか。その真実を明らかにする。
『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
P.40
[図解] サプリメント・トクホ 発展途上の2兆円市場
サプリ王国九州/サプリ会社の原価率
[図解] ネット調査で浮き彫りに! 誰がサプリを買っているのか
[1] 規制緩和で動き出す2兆円市場
米国式の効果・効能表示が可能に 色めき立つドラッグストア
INTERVIEW | 規制緩和で市場は拡大する
宗像 守/日本チェーンドラッグストア協会事務総長
湯浅裕行/ココカラファインヘルスケア取締役
森下竜一/大阪大学教授 規制改革会議委員
「規制改革で今後、いいかげんな業者は淘汰されることになる」
[2] 間違いだらけのサプリ選び
(グルコサミン) (コンドロイチン) (ヒアルロン酸) (コラーゲン) (DHA) (EPA) (コエンザイムQ10) (ウコン) (イチョウ葉エキス) (大豆イソフラボン)
表示内容で粗悪品を見分ける/ビール、コーヒーも効果・効能をうたえる!?
100均サプリってどうよ?
乏しいエビデンス、下剤入りも 海外製ダイエットサプリは危ない
INTERVIEW |
三浦俊彦/和洋女子大学教授
「毎日250粒を食す。食費のほとんどがサプリで占められています」
坪田一男/慶応義塾大学医学部教授
[3] あなたにサプリは必要? 不要?
さまざまな病気の根本原因 本当はこわいビタミン、ミネラル不足
大手5社のサプリを専門機関で科学分析 成分は表示どおりに入っているか
[チェックシート] 知られざる副腎疲労 ストレス軽減にはビタミンC
「サプリメントの正体」著者が指南 この心配事にこの成分
[4] 健康食品 広告の嘘と本当
トクホ・サプリ うまい広告にはわけがある!
DHC全面広告徹底比較で見えた 大手新聞社のジレンマ
「~にお悩みの方に」が禁じ手に!? 消費者庁が広告に新指針
専門家がスレスレ広告を作ったら 読んではいけない宣伝文句の行間
ウコン、イチョウ葉で被害例 取り方次第で毒になる健康食品
P.18 核心リポート
(01)底なしのメニュー偽装、問題の本質は何か
外食の表示偽装が次々に明るみに。消費者庁は罰則付きのルール作りを目指すが抜け穴が生じる可能性。
(02)「スノーデン」で大揺れ、敗戦国ドイツの悲哀
(03)日本が劣勢に立つ「尖閣・竹島」宣伝合戦
P.24 ニュース最前線
ネット│タクシー業界の破壊者、ひっそりと日本上陸
米国発スマホ配車サービスのUberが東京で試験運用を開始。はたしてタクシー業界の敵か味方か。
中国│一人っ子政策を転換、全貌見せた習近平改革
増資│ユーグレナが公募増資75億円で目指すもの
自動車│三菱が電気自動車を大幅値下げした事情
出資│ドワンゴ出資で株高、任天堂が目指すもの
ゲーム│PS4が北米デビュー、対Xbox戦の行方
カメラ│高級化路線とは一線、カシオのコンデジ戦略 ほか
■株式観測/榊原可人 ■為替観測/唐鎌大輔 ■価格を読む ■マクロウォッチ ■この人に聞く/中尾武彦 ■会社四季報【最新情報】
この人に聞く
中尾武彦/アジア開発銀行総裁
「世界銀行、JICAと協調しフィリピン復興に取り組む」
P.92 戦略ストーリーの達人たち
北山雅一/キャピタル・アセット・プランニング社長
「これから20~30年間は相続がホットなテーマ」
楠木 建/一橋大学教授
「ほかにない知識で利益を生むのは商売の基本」
P.96 REPORT
生活保護改革の危うい実態
生活保護法の改正が間近だ。その主眼は申請厳格化や扶養義務強化。だが、本来受給すべき人が申請をあきらめたり、若者の自立を阻害したりと弊害が大きい。
布川日佐史/法政大学教授
「受給者削減を目的とした生活保護改革は誤りだ」
P.100 カンパニー&ビジネス
コマツ、鉱山機械がまさかの急落
鉱山機械需要の落ち込みで大幅減額に追い込まれたコマツ。当面、鉱山需要の回復が見込めない中、ハイテク建機で挽回を期す。
連載
■経済を見る眼/神野直彦 ■知の技法 出世の作法/佐藤 優 ■新ビジネス発想塾/妹尾堅一郎 ■中国動態/陳 言 ■アジア特報/『中央日報エコノミスト』(韓国) ■グローバル・アイ/ケネス・ロゴフ ■FOCUS政治/山口二郎 ■成毛眞の技術探検 ■Books&Trends ■Review ■新刊新書サミング・アップ、今週のエンタメ など ■Dr.シラサワの超「抗加齢学」/白澤卓二 ■すごい現場、すごい場所/ディスコ・アプリケーションラボ
Books & Trends
高橋弘樹/テレビ東京 制作局ディレクター
違和感、調査感、発見感が番組づくりには大事」」
コラム
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広告特集:新増設大学・学部・学科
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