週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2014年4月12日号
2014年4月7日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201320448

いま買える株買えない株

乱高下が続く日本株だが、「下げ相場」に強い株は確かに存在する。NISAをきっかけに投資を始めた初心者でも安心して買える株はどれか。独自データを駆使し初心者向けの株を厳選した。中上級者向けに「割安株」「リバウンド狙い株」も発掘。初心者NGの株も収録。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.30

COVER STORY
いま買える・買えない


バイ・マイ・アベノミクス? バイバイ・アベノミクス?
新年度相場を読むカギは?

 

いま買える 下げに強い株 [厳選166]

逆境での強さがわかるβ値とは?
吉野貴晶●
大和証券投資戦略部チーフクオンツアナリスト

(1)配当利回りが高い20   (2)経営効率改善中の株21

第2幕入り目前のアベノミクス相場
岩本秀雄
●ストックボイス副社長

(3)業績急改善の株21   (4)増収を続けている株22

叶内文子●フリーアナウンサー 証券アナリスト
「日本株はロシア株並みに値動きが荒い」

(5)連続営業増益の株19   (6)営業CFがつねにプラスの株29

浅川夏樹●RFS Management シニアアドバイザー
「個人投資家もプロと同じ情報を見よう」

(7)ROEが高い株24  (1)~(7) 究極の下げに強い株10

知っているようで知らない 株式投資 初歩の初歩

相場格言のツボ
岩本秀雄●
ストックボイス副社長

今さら聞けない NISAの注意点
大江英樹
●オフィス・リベルタス代表

 

いま買える 株価が割安な株 [厳選57]

(8) 1株当たり利益で見て割安の株23

投資の王道は新興小型株にあり!
中西文行●
ロータス投資研究所代表

(9) キャッシュ創出力で見て割安の株19   (10) 1株当たり純資産で見て割安の株15

行動経済学で読み解く株式投資
大江英樹●
オフィス・リベルタス代表

 

いま買える リバウンド狙いの株 [厳選139]

(11) 上場来高値から見て下がりすぎの株26

(12) 需給で仕込む株35

(13) チャートがで仕込む株36   (14) 株価水準で仕込む株42

儲かる! 新規公開株
JACK●
サラリーマン投資家

 

買えない 初心者が手を出してはいけない株 [厳選66]

(15) 自己資本がマイナスの株14   (16) 10期以上で営業赤字の株12

(17) 値動きが荒く連続赤字の株20

(18) 値動きが荒く低ROEかつ高PERの株20

 

P.16  核心リポート

中古マンションの岐路 市場急拡大に潜む陥穽(かんせい)
2年連続で過去最高の成約件数を記録した首都圏の中古マンション市場。その裏側で課題も浮かび上がる。

再建途上に「悲劇」発生 マレーシア航空の多難

ヤフーが通信事業参入 得をするのは誰なのか

「京王ズの乱」は不発、問題多い高希薄化増資

 

P.22 アベノミクス 新年度の課題①

民主党幹事長 大畠章宏
「出口戦略を示すべきだ」
安倍政権下で成長軌道に乗り始めた日本経済の課題を考えていく。第1回は「民主党は何を考えているか」。

 

P.24 ニュース最前線

IT│マイクロソフト新時代 急発進するナデラ体制
ナデラCEOは4月2日、開発者向けイベントの基調講演でマイクロソフトの新方針を語った

食品│新生マルハニチロ 信頼回復への重い課題

不正│調査委員会が最終報告 STAP論文なお混沌

転身│次はベネッセで全権 原田流経営の光と影

行政│「サケ弁」は問題なし 玉虫色の食品表示判定

 

P.78 カンパニー&ビジネス

三井住友銀行
15年ぶり営業体制刷新の真価

 

P.80 知日派経済学者に聞く

デビッド・ワインシュタイン(米コロンビア大学教授)

 

連載

|経済を見る眼|消費税率引き上げを越えて/吉川 洋

|この人に聞く|平野信行(全国銀行協会会長)

|少数異見|「大きな熊手」の正体見たり

|知の技法 出世の作法|ロシア・中国・イランが組むのが最悪シナリオ/佐藤 優

|新ビジネス発想塾|営業秘密の漏洩は特定新法で防げ/妹尾堅一郎

|中国動態|政治将校廃止、習近平へ権力集中/小原凡司

|アジア特報|7.5%成長実現、規制緩和と開放が焦点/『中国経済周刊』

|グローバル・アイ|アジアで孤立する日本/イアン・ブルマ

|FOCUS政治|1997年の悪夢/塩田 潮

|成毛眞の技術探検|福島沖の浮体式洋上風力発電

|日本人の価値観|家族と過ごす時間、あなたは増やしたい?/鈴木賢志

|生涯現役の人生学|人事異動を“する側”“される側”/童門冬二

|ブックス&トレンズ|『青木昌彦の経済学入門』を書いた青木昌彦氏に聞く など

|超「抗加齢学」|1日1個のリンゴが生活習慣病を予防(最終回)/白澤卓二

|日本婚活思想史序説|幸せな結婚はどこに?/榛原赤人

|株式観測|14年度も大幅増益続く銘柄/張谷幸一

|為替観測|日本の長期金利上昇が円高のリスク/佐々木 融

|価格を読む|銅|もう一つの「影の銀行」

|マクロウォッチ|意外と小さい? 消費増税の駆け込み需要

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|すごい現場、すごい場所|ジェイテクトの刈谷工場

 

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今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号

訂正情報

週刊東洋経済 「今買える 買えない 株」 訂正情報

週刊東洋経済2014年4月12日号(2014年4月7日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 訂正内容
18ページ ■核心リポート02 マレーシア航空の記事
17行目

:153人の乗客の過半が中国人

:乗客の過半の153人が中国人