週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2014年11月22日号
2014年11月17日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201341146

日銀バブルが来る!

誰もが意表をつかれた日本銀行による追加緩和。株価が7年ぶりの高値を更新する中、永田町は消費増税の先送り解散・総選挙に走る。急変する政治経済の行方を検証する。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.40

第1特集
日銀バブルが来る!

 

電撃緩和 10.31 サプライズ  カウントダウン11.17

INTERVIEW│池尾和人/慶応義塾大学教授
「物価上昇優先がわれわれを貧しくしている」

15分でわかる 「黒田緩和」の限界リスク

日銀「出口戦略」を徹底検証する
加藤 出
/東短リサーチ社長

INTERVIEW│吉川 洋/東京大学教授
「先送りに根拠なし、消費税と景気は切り離せ」

[エコノミスト緊急アンケート] 増税見送り「悪影響あり」が8割

INTERVIEW│小川隆平/スタンダード&プアーズ アナリスト

アベノミクスで不動産投資家はこう動いた

GPIF 年金積立金が起こす株式バブルの猛威

INTERVIEW│米澤康博/GPIF運用委員長
「運用内容修正は賃金上昇への備えが眼目」

 

異次元緩和で殖やす資産運用

円安時代の投資心得

日銀、GPIFが買ってくる
アベノミクス勝ち組銘柄

⇒日銀ETF買い銘柄 ⇒日銀バブルで上がる不動産株

円安が追い風 好業績株を狙え!
⇒輸出比率が高い会社 ⇒増額修正120社 ⇒減額修正40社

 

P.16 核心リポート

【緊急寄稿】
19日解散、12月総選挙へ 「増税先送り」の舞台裏

官主導で鳴らした石化再編という号砲

野党圧勝の米国中間選挙 進む“レームダック化”

中国スマホが救世主 沸騰する電子部品業界

「シェールバブル」崩壊 相場急落で覚めた夢

中国失速、幹部が辞任 資生堂トップに試練

常識を覆す組み合わせ 鹿児島銀・肥後銀統合

 

P.30 巻頭特集

負け続けたプリンス
[ローソン社長]
玉塚元一の逆襲

大学ラグビー、ユニクロ…。最後の最後で勝利を逃してきた玉塚元一氏。大手コンビニで人生最大の逆襲に打って出る。

ユニクロ「社長解任」の真実

INTERVIEW | 柳井 正/ファーストリテイリング会長兼社長

玉塚の原点はラグビーだった

 

P.80 深層リポート

4番手総合商社の苦衷
住友商事 資源大敗の研究

住友商事がシェールへの投資で1700億円の大損失を出した。堅実とみられてきた総合商社の失敗の本質を探る。

INTERVIEW | 中村邦晴/住友商事社長

商社“大減損時代”の号砲か?

 

P.88 企業と天才 中編

天野 浩 名古屋大学教授

「セレンディピティ」 そんなもの存在しない

 

P.92 ひと烈風録

林 高生 エイチーム社長

どん底からはい上がった創業者の強さと優しさ

 

連載

|経済を見る眼|TPPが目指すものは何か/柳川範之

|この人に聞く|似鳥昭雄/ニトリホールディングス社長|値下げしすぎを反省

|少数異見|中国産食品にアジアが総スカン

|知の技法|重要な情報を得るためにブレーン集団を作る/佐藤 優

|中国動態|APECに漂う中国と日本の存在感の差/田中信彦

|グローバル・アイ|中央銀行幹部の発言に注目が集まる背景/ケネス・ロゴフ

|フォーカス政治|日中首脳会談が実現 「政冷経熱」が復活か/塩田 潮

|株式観測|円安を享受する中小型株 決め手は国際競争力/張谷幸一

|為替観測|日銀の「質的」緩和がリスク投資と円安を促す/高島 修

|価格を読む|輸入牛肉|苦悩する牛丼各社、干ばつで仕入れ値急騰

|マクロウォッチ|アベノミクスの矛盾 都市と地方の格差が拡大

|ブックス&トレンズ|『ウイスキーとダンディズム』を書いた竹鶴孝太郎氏に聞く

|日本婚活思想史序説|婚活原理主義の時代(最終回)/榛原赤人

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|うるさい相手に言いたいことを言う方法/童門冬二

 

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今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号

訂正情報

週刊東洋経済 「日銀バブルが来る!」訂正情報

週刊東洋経済2014年11月22日号(2014年11月17日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 内容
21ページ ■中国スマホが救世主 沸騰する電子部品業界

京セラの中国スマホ向け売り上げ
:前期比5倍になる見通し

:前期比3倍になる見通し
94ページ ■ひと烈風録 林高生

ゲームの名称
:AKBステージファイター

:AKB48ステージファイター