週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2015年10月31日号
2015年10月26日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201351053

日本は「売り」か

まさかの景気後退入り。日本株は戻らない?黒田バズーカは再び発射されるのか?四季報記者による主要8業種解説、世界経済総点検で、日本経済の行方を展望する。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.54

第1特集
世界経済総点検
日本は「売り」か


迫る米利上げ、日銀緩和の判断 株価は反転上昇か、再び下落か

[マンガで分かる!] 世界経済と株式市場はどうなるの

 

[1] どうなる日本株
焦点は株高政策からROE向上の企業努力へ

[海外投資家が本音トーク] 日本株の宴は終わった!?

四季報記者が総点検「重要8業種」
中国・新興国リスクの深刻度

建設機械 工作機械/家電 精密・電子部品 海運 自動車/鉄鋼 百貨店

 

[2] 黒田バズーカ再びか
可能な追加緩和はあと1回、日銀が模索するタイミング

「日銀総裁も注視する新指標」東大物価指数が示すデフレ脱却

注目の7~9月GDP2四半期連続マイナス濃厚で景気後退局面へ

アベノミクスの3年間を総括 Q&A

[真相解明] アベノミクス第2ステージの全貌

【経済・政治の主要イベントスケジュール】 安倍政権後半戦の全日程

INTERVIEW│本田悦朗●内閣官房参与
「アベノミクスの効果 鈍っているのは事実」

トリクルダウンの幻想 中小企業はなぜ不況から抜け出せないのか

 

[3] 暗雲垂れ込める世界経済

[米国] 年内利上げはもはや絶望? イエレン議長の苦渋

[中国・新興国] 経済クラッシュは回避、それでもちらつく危険なサイン

[EU] 独り勝ちドイツにも陰り、欧州も追加緩和モードへ

 

P.20 核心リポート

「傾きマンション」の恐怖 地中に潜む施工不良

“文系廃止”騒動が映す 国立大改革の性急さ

セブン vs. 資生堂 PB商品をめぐる攻防

時間切れのマック改革 再建を担うのは誰か

夢の国に異変が発生? ディズニー客数減の算段

 

P34 巻頭特集

「俺たちはお化けなんだ」
TSUTAYA 破壊と創造

今最も議論を呼ぶ経営者である。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長。
書店の未来を創出して見せ、一方で公立図書館に混乱をもたらした。賛否、功罪。
さあ、どう評価する。

誤解と憶測に満ちた見えざる「企画会社」の素顔

市民価値向上か知の破壊か TSUTAYA図書館の賛否

[独占直撃] カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長 増田宗昭

 

P.98 深層リポート

三井物産
ゴボウ抜き社長 200日の攻防

ライバルたちに後れを取る三井物産。復活へ選んだ手段は周囲の度肝を抜いた。
32人抜きで誕生した54歳の新社長。その悪戦苦闘の日々を追う。

 

連載

|経済を見る眼|高齢化、長期化する子育て/阿部 彩

|この人に聞く|進藤孝生/新日鉄住金社長|経営統合は前倒しで完遂

|少数異見|タイを追われる日本人 “優しさ”消え行くアジア経済

|知の技法|職場で実践できる「中期分析」の方法(9)/佐藤 優

|中国動態|巨大企業の創出に傾く国有企業改革の行方/梶谷 懐

|グローバル・アイ|フランスはユーロ圏のお荷物か、停滞脱出の切り札か/ケネス・ロゴフほか

|フォーカス政治|自民党税調で起きた仰天人事 軽減税率騒動の一部始終/歳川隆雄

|株式観測|欧米並みにROE上昇なら日本株大化けも夢じゃない/濱崎 優

|為替観測|米国「もはや利上げなし」のシナリオも勘案すべき/唐鎌大輔

|投資の視点|営業利益乖離額|決算発表シーズンを前に業績上振れ銘柄を探す

|焦点|FRBは12月利上げを模索 実施ならドル高円安が進む/マーク・チャンドラー

|ブックス&トレンズ|『ホンダジェット』を書いた前間孝則氏に聞く ほか

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|農地集約と大原幽学/童門冬二

 

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今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号