週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2015年11月14日号
2015年11月9日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201321155

ど~なる!? 僕らのケータイ料金

家計支出に占める通信費の割合は10年間で2割上昇。もはやソフトバンクなどの大手による値下げは期待できない。国策で値下げが始まる今こそ知りたい、賢いスマホとの付き合い方。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.50

第1特集
ど~なる!? 僕らのケータイ料金


ここがおかしい! 結局スマホもガラパゴス?
日本のケータイ事情

 

[Part1] 携帯料金引き下げの全真相

[図解] 首相指示が招いた料金値下げの大騒動|携帯料金はこうなる(1)(2)(3)

新電電の二の舞いを避けよ!/池田信夫

国策を先取り! 賢いスマホ節約術

価格破壊の先導者 MVNOを使い倒せ!

「実質ゼロ円」消滅の余波 揺れる「iPhone神話」

 

[Part2] ソフトバンクの袋小路 孫社長が放置できない3つの爆弾

【爆弾1】 色あせる国内通信事業 急成長神話の終焉
向こう5年内に控える2度の危機 成長資金が枯渇する?
[悲観的[ 成長資金調達が困難に/上田祐介
[楽観的] 純有利子負債は大きくない/後藤芳光

【爆弾2】スプリント 土壇場の攻防戦!

【爆弾3】アリババ株急落 薄れる成長期待
     ヤフーの親孝行はどこまで続く?

側近、幹部、ライバルが語った 孫社長のアタマの中

次を任せて大丈夫? 海外メディアが報じたニケシュ

Pepper事業の社長が語る 単にかわいいロボじゃない/冨澤文秀

90分の大放談 ニケシュ×孫 正義 特別講義で見せた笑顔

破壊と創造の歴史 孫 正義はどこへ行く
ヤフーBB以前に戻っただけ/三木雄信 | 1度に3つの懸念は経験がない/嶋 聡

 

P.20 核心リポート

「民泊」が迫る規制破壊 自分の家がホテルになる

自動車、好業績の裏で 北米偏重に一抹の不安

郵政、初値上々でも 成長戦略は視界不良

動画配信で“大やけど” エイベックスを襲う誤算

米大統領選の指名争い 本命不在の大混戦へ

食糧増産に注力する 北朝鮮農業の現場

 

P34 巻頭特集

米中チキンゲームと日本の岐路
緊迫 南シナ海!

米国が、中国が「領海」と主張する南シナ海の海域で軍艦を航行させた。
中国は猛反発するが、落としどころはあるのか。そして、日本への影響は。

 

P.44 深層リポート

英中が手を結ぶ 人民元国際化戦略

IMF(国際通貨基金)のSDR(特別引き出し権)構成通貨への採用が確実視されるなど、国際化戦略が進む中国人民元。
10月下旬の英中首脳会談で決まったロンドンでの人民元ビジネス拡大は極めて重要な位置を占めそうだ。

 

P.94 深層リポート

デフレに愛された会社
しまむらが復活する日

店舗数では今や日本一の衣料品チェーンだが、郊外ロードサイドで割安商品を売りまくるデフレモデルは踊り場を迎えた。
時代の変わり目にしまむらよ、どう変わる?

 

連載

|経済を見る眼|GDP600兆円を実現する魔法の杖/齊藤 誠

|この人に聞く|久保 健 / 三井住友カード社長|“爆買い”需要は根強い

|少数異見|民主党は今こそ『君主論』に学べ

|知の技法|実学重視の教育が日本を衰退させる(1)/佐藤 優

|グローバル・アイ|混迷する現代を救う偉大なリーダーを再び/クリス・パッテン ほか

|フォーカス政治|党内分権から官邸独裁へ 結党60年で自民党様変わり/千田景明

|株式観測|日本銀行の金融政策は限界? アベノミクス相場一服も/藤戸則弘

|為替観測|米国金利とドルは強含みも上昇幅は限定的/亀岡裕次

|投資の視点|IPO|シーアールイー 物流施設に特化して成長

|マクロウォッチ|リオ五輪は大丈夫か ブラジル経済危機の行方

|ブックス&トレンズ|『財務省と政治』 ほか

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|中さんと阿波踊りを踊った/童門冬二

※今週は「中国動態」を休載します

 

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ビジネスアスペクト:東京個別指導学院/未来を生き抜く人材が育つ場所
Credo:HRS
BRIDGE:明治機械

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号