週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2015年12月5日号
2015年11月30日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201311255

これからのマンション選び

杭問題はなぜ起きたのか。資産価値をどう守る?購入から管理、修繕まで、マンションの新常識を徹底検証する

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.50

第1特集
資産価値をどう守る?
これからの マンション選び


[Part1] 繰り返される“欠陥”問題
経済設計がはびこる理由

[INTERVIEW] 野城智也/東京大学教授  久光龍彦/トータルブレイン社長

[ルポ] 放置される欠陥、救われない住民

契約更新拒否、保険料4倍も 高騰するマンション保険

マンション点検の勘所 ここだけは押さえたい8つのポイント

[業界人座談会] あなたの知らないマンションの世界

[ランキング]
資産価値が上がるブランド21&施工会社28
首都圏/近畿圏マンション値上がりベスト40

 

[Part2] マンションは資産価値が命
販売戦線異状なし 価格上昇が止まらない

信金まで参戦 過熱する融資競争

プロの選び方教えますタワマンは北向き・低層を狙え

中古マンションは買っても大丈夫?

揺らぐタワマン信仰 狙われる節税策

資産価値を落とさないマンション管理のツボ

[管理組合の理事長座談会]「理事長はこんなに怒っているんです」

電力自由化控え営業攻勢 誰が儲かる“一括受電”

“修繕破綻”が続出? 大規模修繕にどう備える

9割以上は建て替えできない

アナリストはこう見る! 不動産2020年問題を疑え
石澤卓志/みずほ証券上級研究員   大谷洋司/ドイツ証券シニアアナリスト
井出 武/東京カンテイ上席主任研究員

 

 

 

P.18 核心リポート

劇場は本当に足りない? 「2016年問題」の現実

ビジネスホテル狂騒曲 熱気はいつまで持つか

首相主導の料金値下げ 議論はズレて尻すぼみ

“悲劇の国家”シリア なぜ戦火に見舞われる

東芝は減損を隠すな 失敗だったWH買収

ストレスチェック始動 うつ予防はできるのか

 

P.30 巻頭特集

企業もカネも群がる
AIの破壊力

AI(人工知能)の周囲が騒がしい。米グーグルやフェイスブックに続き、国内でもドワンゴやリクルートがAI研究所を設立。トヨタは今後5年間で1200億円を投じる。何が企業を引き付けるのか。

 

P.40 深層リポート

会社を潰さない国

企業倒産の減少は日本復活の証左だ。政権はそう喧伝する。否、実は無倒産こそが産業と経済をむしばんでいるとしたら、この国はいったいどうなるのだろう。

 

P.90 ひと烈風録

地方企業のすごい技術力「次は航空機部品で勝負」
萩本範文 多摩川精機副会長

プリウスの基幹部品を開発し、ボーイングと直接取引をする。信州にものづくりの見本のような企業がある。

 

連載

|経済を見る眼|東芝、切るべきは尻尾なのか/三品和広

|この人に聞く|星野佳路 / 星野リゾート代表|中国だと騒ぐのは偏見

|少数異見|景気低迷で対中方針転換 それでもしたたかなベトナム

|ゴルフざんまい|世界規模の大会が日本で開催される意義/小林浩美

|知の技法|パリの同時多発テロをどう読み解くか(2)/佐藤 優

|中国動態|「二人っ子政策」の焦点は人権問題か成長戦略か/梶谷 懐

|グローバル・アイ|幻に終わった米国とパキスタンの核交渉/シャヒド・ブルキ ほか

|フォーカス政治|サミットやTICAD控え、安倍官邸はテロ対策が急務に/歳川隆雄

|株式観測|利上げは株高のサイン? パラダイム移行期の米国/濱崎 優

|為替観測|金利上昇には一服感 1㌦=125円到達は来年に/深谷幸司

|投資の視点|次世代繊維|軽くて強い"夢の新素材"日本生まれの技術が花開く

|マクロウォッチ|2期連続マイナス成長 10~12月期も停滞感強い

|ブックス&トレンズ|『記憶の森を育てる』を書いた茂木健一郎氏に聞く ほか

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|ATM利用明細票/童門冬二

 

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今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号