週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2015年12月12日号
2015年12月7日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201321254

TPPで激変する日本の食

ついに大筋合意に至ったTPP。それは日本人の食生活をどのように変えるのか。日本の消費者や生産者が直面するであろうメリットとデメリットを徹底解説する。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.52

第1特集
TPPで激変する
日本の


TPPで史上最大の食農開放が始まる
日本の激変を全解明!

まずは基本を押さえよう 「TPPと食」Q&A

[1732自治体アンケート] TPP「産地縮小」リスクMAP

日本全国を徹底取材
TPP襲来で、どうなる農業 !?

牛肉/豚肉/小麦/生果/野菜/水産/砂糖

[大胆予測] TPP発効で身近な食品にこんな変化も
(1)マーガリン/水産物/ソーセージ (2)ワイン/コーヒー/はちみつ

水田の構造改革に欠けた視点 コメ大規模化神話の「うそ」

検証 サラリーマンの戦闘食 “サラメシ”の値下げは起こるか!?

 

食材ごとのTPPによる関税変化 一日の食生活はどうなるか

[資料編] 一目でわかる TPP合意結果「食&農」ガイドブック

 

遺伝子組み換え、成長促進ホルモン …「食の安全」に拭えぬ懸念

国際標準規格や規制でつまずく 農業輸出立国の甘い夢

融和と弱腰の間で揺れるTPP対策
[ドキュメント] 農協“解体”からの不安な船出

INTERVIEW│「TPPで安物流入はまったくの誤解」 奥野長衛/全国農業協同組合中央会(JA全中)新会長

[経済学者の論争で読み解く] いつの時代ももめ続ける 農業と自由貿易

 

P.18 核心リポート

村上ファンド、再び焦点 “相場操縦”は本当か

「最先端」を画像で演出 インスタグラムの正体

ファイザー19兆円買収 裏には製薬業界の苦境

新制度に揺れる幼稚園 待機児童ゼロの遠い道

「アップル採用」で激震 有機EL、日韓バトル

リーガルロイヤル大阪 幻の鉄道に社運を託す

 

P.32 巻頭特集

パリ同時多発テロ
世界を揺さぶり続ける

パリ同時多発テロの余波が止まらない。はたして欧州、世界経済混乱につながっていくのか。そして伊勢志摩サミットを控える日本もかつてないほどのテロの脅威に直面している。

 

P.42 深層リポート

ナニワを襲った大嵐の正体
橋下政治」が大阪にもたらしたもの

弁護士でありながら、タレントとしても活躍していた橋下徹が、大阪府知事に当選したのは2008年1月。「橋下政治」の8年とは。

 

P.48 深層レポート

首相官邸のメディア攻略術

「安倍1強」といわれる日本の政治。その裏には首相官邸の巧みなメディア対策が隠されている。

 

連載

|経済を見る眼|シフトワーカーの時代/太田聰一

|この人に聞く|勝又幹英/産業革新機構社長|大型再編の余地はある

|少数異見|懸念を乗り越え難民の移民化を進めよう

|知の技法|パリ同時多発テロ後の国際秩序の変動を読む/佐藤 優

|中国動態|広がるネット通販市場 日本企業に新たな商機/陳 言

|グローバル・アイ|パリを襲撃したテロには国際的に正当な戦いが必要だ/クリス・パッテン ほか

|フォーカス政治|安倍政治への対抗 必要なのは政治的楽観主義/山口二郎

|株式観測|堅調な中間期決算に日本企業の底力を確認/伊藤高志

|為替観測|実質実効為替レートで見えるドル高・円安の過剰感/唐鎌大輔

|投資の視点|株価下落率|下がった銘柄に逆張り投資 リスク度合いの見極めが重要

|マクロウォッチ|教員定数をめぐる予算攻防 少人数学級は効果あり?

|ブックス&トレンズ|『和僑』を書いた楡 周平氏に聞く ほか

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|「喪中につき年頭のごあいさつは」/童門冬二

 

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今後の発売スケジュール

  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号