週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2016年2月20日号
2016年2月15日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201330263

給料が上がる仕事下がる仕事

長らく下がり続けてきた日本人の給料。が、すべての仕事の給料が落ち込んでいるわけではない。さまざまな切り口からその動向を分析し、注目すべき仕事を探った。

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

P.32

第1特集
給料が上がる仕事下がる仕事

 

[Part1] 激変する 仕事と給料 人材争奪戦の 熾烈な舞台裏
異業種がIT人材を引き込む/5年間で増えた職種・減った職種

独自試算で明暗クッキリ [電機][商社][電力]業界の年収

10年で給与格差拡大 パイロット、CAに明暗

[最新版] 生涯給料トップ&ワースト100

INTERVIEW│会社任せは禁物 スキルは自分で磨け
柳川範之/東京大学大学院経済学研究科 教授

アベノミクスの正念場 暗雲垂れ込める官製春闘

[4億人のSNSでわかる] 今、世界でアツい仕事はこれだ!

シリコンバレー 年収相場は青天井

 

[Part2] あなたの 仕事が消える? テクノロジーは 仕事を奪うか

INTERVIEW│AIで言葉の壁がなくなる
松尾 豊/東京大学大学院工学系研究科 准教授

最先端はここまで来た! ロボットが同僚になる日
頼りになる助言者「ワトソン」/AI記者の驚くべき文章力
アップルもほれた巧みな表情分析/一流シェフを再現するお料理ロボット

「ウーバー」人気の盲点 シェアリングが雇用を揺さぶる

大物人材を次々と囲い込む トヨタはAIで勝てるのか

プログラミング教育が注目を集めるワケ

 

P.18 核心リポート

迫る鴻海、待つ機構 シャープ買収の神経戦

東芝が債務超過“寸前”切り売り経営の綱渡り

同業買収に踏み切った 新日鉄住金を覆う憂鬱

子持ち社員への配慮撤廃 資生堂が試す女性戦力化

狙うはカードと不動産 丸井、小売業から脱皮中

 

P.64 特集

イチからわかる 由化!

各社の宣伝合戦がかまびすしい「電力自由化」が4月に始まる。これで何が変わるのか。私たちは何に気をつけ、どう電力会社を選べばいいのか解説する。

[Part1] 8兆円争奪戦

異業種入り乱れた競争が始まった!

石油会社 自社電源を生かし電気代の安さを訴求

通信キャリア 熾烈な販売合戦を電力でも展開?

商社 実績の丸紅に、三菱商事連合が挑む

INTERVIEW│広瀬道明/東京ガス社長 「料金を大幅に下げ、戦う道具はそろった」

日本の将来を暗示する? 自由化先進国欧州の教訓 熊谷 徹/在独ジャーナリスト

[Part2] 本当に賢い選び方

これだけはっておこう 乗り換えの準備、手続き 基本の

地域、世帯人数で分析 サービスの最新比較リスト

 首都圏 石油系が値段でリード

 近畿圏 東電が価格攻勢で存在感

 その他の地域 全国区系に加え地場企業も続々

[Part3] 法人で進む脱大手電力

一括受電か個別契約か 揺れるマンション住民

自由化から15年 企業向け電力に異変

独自取材 東京電力も復帰 自治体入札最新事情

電力・ガス自由化 裏側の攻防 山崎康志/ジャーナリスト

 

連載

|経済を見る眼|マイナス金利の決断/早川英男

|この人に聞く|松本 大/マネックスグループ社長CEO|フィンテックを徹底活用

|少数異見|ぶっちゃけで語ってみる当世金融政策

|知の技法|「思考のフレームワーク」について考える(2)/佐藤 優

|中国動態|日銀マイナス金利政策は中国の軟着陸を助けるか/梶谷 懐

|グローバル・アイ|原油安で潤う国と打撃を被る国との違い/ビル・エモット ほか

|フォーカス政治|4月解散・総選挙説が急浮上 安倍首相が握る4つのカード/歳川隆雄

|株式観測|マイナス金利継続が株式危機を克服する/大川智宏

|為替観測|円安トレンドはすでに反転 焦点はFRBの利上げ動向に/門田真一郎

|投資の視点|フィンテック|脚光浴びる新興ベンチャー 資金流入で株価「大化け」も

|マクロウォッチ|経常黒字が5年ぶりに増加 再び黒字は拡大するのか

|ブックス&トレンズ|『人工知能と21世紀の資本主義 サイバー空間と新自由主義』ほか

|ゴルフざんまい|今年もやる気十分 現役ですから/ 青木 功

|Readers & Editors|読者の手紙、編集部から

|生涯現役の人生学|積小為大/童門冬二

 

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モーニングスター

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

週刊東洋経済「給料が上がる仕事下がる仕事」訂正情報

週刊東洋経済02月20日号(2016年02月15日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

ページ 内容
43ページ ■生涯給料トップ100のランキング表                                                                         
   データ処理に一部誤りがあり、ランキングに以下の会社が新たに入ります。

   9位:三菱商事、24位:三井不動産、60位:共栄タンカー
   69位:小野薬品工業、77位:長瀬産業、92位:NTTドコモ

   正しい表はこちらに掲出しています。
69ページ ■参入企業の図
   KDDIの項目
   誤:関西電力、中部電力と提携
  ↓
   正:関西電力、中国電力と提携
   「J:COM電力」の社名
   誤:ジェイコムホールディングス
  ↓
   正:ジュピターテレコム
   JXエネルギーの提携企業
   誤:コジマ
  ↓
   正:ノジマ
81ページ ■サービスの比較リスト
   MCリテールエナジーの項目
   誤:契約期間:6カ月 申込時の手数料:なし 中途解約料:あり
  ↓
   正:契約期間: 1年 申込時の手数料: あり 中途解約料: なし