『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
図解 これがセブン問題の核心だ
グループ経営編
INTERVIEW│「この半年が勝負 構造改革を断行」
セブン&アイ・ホールディングス次期社長●井阪隆一
止まらない長期低迷 祖業イトーヨーカ堂はどこに行く
セブン&アイに詰め寄る 米サード・ポイントの過激な一面
自前主義に限界 買収攻勢の後始末
コンビニ編
1日100万円を売り上げる実験店 コンビニ王者「革新」の現場
後ろ盾失った鈴木ジュニアの実力値
オーナー・納入業者の本音 最強コンビニによぎる不安
│INTERVIEW│「チームの結束はさらに強くなる」
セブン-イレブン・ジャパン新社長●古屋一樹
伊藤忠VS.三井物産 白熱するセブン争奪
企業統治編
ガバナンスの快挙なのか 誤算の果て「逆ギレ辞任」
カリスマ退場のキーマン 伊藤邦雄とは何者か
│INTERVIEW│オリックス シニア・チェアマン●宮内義彦/ライフコーポレーション会長●清水信次
伊藤雅俊と鈴木敏文 2人の首領(ドン)「切れた絆」
─エピローグ─ そして教祖は去りゆく
【巻頭特集】
メタル×カワイイはブルーオーシャンだった! BABYMETALという戦略
誌上講座 BABYMETALの躍進は海外戦略のヒントの宝庫だ/大石芳裕●明治大学経営学部教授
ニュース最前線
01 パナマ文書公開が迫る 海外戦略の練り直し
02 プロ経営者が退場 ベネッセ原田の無念
03 スズキも裏切りの不正 燃費測定で“独自”手法
04 短信から消える財務諸表 BSもPLも不要か?
05 2兆ドル企業をIPO サウジ・プリンスの改革
深層リポート
23期連続増収ロート製薬 「変な会社」…でも儲かります!
INTERVIEW|山田邦雄●ロート製薬代表取締役会長兼CEO 「何くそ精神」で挑戦する
あだ名で呼び合う 朝は週替わり体操 「血流」よくするロート流管理術
史上最大の奇跡 世界最高峰リーグを制した 弱小軍団 山中 忍●フットボール・ライター
連載
|経済を見る眼|消費増税だけが「悪者」か/佐藤主光
|この人に聞く|田口三昭●バンダイナムコホールディングス社長|超ロングヒットの秘訣
|少数異見|中国で高まる宗教熱と拝金主義
|ニュース戦記|オバマ大統領広島訪問の意義/星 浩
|知の技法|日本の企業文化は変わっているのか③/佐藤 優
|中国動態|中国の市民生活を変える「お使いアプリ」の普及/田中信彦
|グローバルアイ|積極的な金融政策が裏目 批判にさらされる中央銀行/モジュミル・ハンプル ほか
|フォーカス政治|衆院の解散は16年末か「 オバマ広島訪問」後の展望/歳川隆雄
|株式観測|企業価値の向上で株価は底堅さ増す/濱崎 優
|為替観測|マイナス金利を輸出する日本 保護主義に走る米国/佐々木 融
|マクロウォッチ|金融・財政政策頼みでゼロ成長の日本経済
|投資の視点|ドローン|期待広がる「空の革命」 企業の実証実験も活発
|ブックス&トレンズ|『研究不正 科学者の捏造、改竄、盗用』を書いた黒木登志夫氏に聞く ほか
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|金沢は文化都市/童門冬二