週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2017年12月9日号
2017年12月4日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201321278
【第1特集】乗降人員の増減から見える経済トレンド 駅・路線格差  
多くの人が毎日利用する駅は、社会の縮図だ。どんな駅に人が集まり、どんな駅から人が離れていくのか。広がる駅の”格差”は、時代の写し絵といえる。駅と路線をめぐる最新事情を徹底取材した。

■首都圏編
 首都圏で"浮上した"駅 "沈んだ"駅
 [UP]立川/海老名/大崎… [DOWN]田園調布/聖蹟桜ヶ丘/吉祥寺…
 最強の路線はどこだ "駅力"ランキング 
 10年後に浮かぶ駅 再開発で変わる勢力図
■関西、東海、地方編
 "浮上した"駅 "沈んだ"駅
  関西:伸びる心斎橋、西宮北口…/苦戦する企業城下町、西田辺…
  東海:名古屋集中の横で浮かぶ駅
 関西・東海"駅力"ランキング
 新幹線開業後に盛り上げる駅、盛り上がらない駅
■番外編
 危ない駅ランキング 人身事故、不審者…あなたの駅は大丈夫か 

 

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 
乗降人員の増減から見える経済トレンド 駅・路線格差
 
 Part1 首都圏編
  浮かぶ駅と沈む駅を分ける6つのトレンド
  INTERVIEW│野本弘文●東京急行電鉄社長
  ランキング 首都圏版 5年で伸びた駅はここだ!
  西から東へ 東京23区で起こる“大逆転”
  これから伸びる都心の駅 再開発で変わる勢力図
  首都圏私鉄路線を徹底比較
  INTERVIEW│根津嘉澄●東武鉄道社長 「東京の東側に人を呼び寄せる」
  INTERVIEW│星野晃司●小田急電鉄社長 「複々線化で小田急は便利になる」
  駅前、駅ナカに次ぐ一等地 高架下ビジネス最前線

 Part2 関西・東海編
  関西 難波にインバウンド客が殺到
  名古屋 中心は栄から名駅へシフト
  ランキング 関西・東海版 過半数の駅が沈んだ路線も
  地方都市が命運託す 新幹線駅の明暗

(番外編)人身事故、不審者が多い 危ない駅ランキング
(番外編)“異国文化”流入 西川口、蕨駅の新たな魅力


産業リポート
 カシオの大黒柱Gショック 世界で売れる巧みな仕掛け
 Gショックへの過度な依存を回避する戦略


ニュース深掘り
 三菱マテや東レも発覚 「改ざんドミノ」の危機
 トヨタ、異例役員人事の焦り
 グーグル「最強AI」が作る未来
 ドイツでも露呈した 2大政党政治の限界


連載
|経済を見る眼|「失敗に学ぶ」人材育成/太田聰一
|Hot Issue|ワン・アンド・オンリー/早川 浩●早川書房社長
|トップに直撃|喜多村 円●TOTO社長
|人が集まる街 逃げる街|外国人客“素通り”の機会損失|小美玉市/牧野知弘
|少数異見|下がりすぎの労働分配率
|US Affairs|セクハラ告発のジレンマ/瀧口範子
|マネー潮流|80年代と同様に、日銀が決める/森田長太郎
|歴史の論理|人民元と毛沢東とスマホ決済の拡大/岡本隆司
|中国動態|中国空軍がグアム爆撃訓練/小原凡司
|グローバルアイ|サイバー軍拡は核より危険だ/カール・ビルト ほか
|フォーカス政治|迷走が続く“多弱野党”/塩田 潮
|知の技法 出世の作法|標準的な努力で習得できる表現法(10)/佐藤 優
|非常時の組織論|単なる仲間と強いチームはどこが違うか/伊藤祐靖
|サラリーマン弾丸紀行|JALファーストでパリ滞在4時間の旅/橋賀秀紀
|ブックス&トレンズ|『軍事のリアル』を書いた冨澤暉氏に聞く ほか
|平成経済の証言|社会が規格化し日本人から欲が消えた/堺屋太一
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

 「週刊東洋経済2017年12月9日号」(12月4日発売)に、以下の間違いがありました。
訂正してお詫びいたします。

●2017.12.4訂正分
25ページ

■浮かぶ駅と沈む駅を分ける6つのトレンド
 
 (誤)品川駅(品川区)
  ↓
 (正)品川駅(港区)

47ページ

■西田辺駅の写真説明
 
 (誤)シャープ本社売却
  ↓
 (正)シャープ本社移転


●2017.12.6訂正分
37ページ

■五輪前に目白押し 再開発で変わる勢力図
 浜松町駅周辺をめぐる記述
 
 (誤)4万人が働いている
  ↓
 (正)2.5万人が働いている