週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2018年1月20日号
2018年1月15日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201330188
【第1特集】保険に騙されるな
国民生活センターによると、今もっとも紛争件数が多いのは保険販売。特に、高齢者をカモにした複雑な高額保険の乱売が問題になっている。本当に必要な保険を知り、いらない保険はやめる。営業トークに惑わされずに家族を守り家計を助ける、タブーなき保険ガイド。

■決定版チャート あなたに保険は必要か?本当に必要な保険はこれだ!
■「保険で貯蓄」はありえない
 日本版トンチン年金はポンコツだ
 資産が増えにくい 大手損保・カタカナ生保の変額年金保険にご用心
 資産運用に向かない 高齢者を食い物にする外貨建て保険
■ウソが横行 営業の現場
 全業界で最悪!国民生活センターに寄せられた苦情の数々
 内部資料で判明! かんぽ生命騙しの手口
 銀行窓販の危うい実態 「手数料ゼロ」虚偽説明
■医療保険・がん保険に騙されるな
 Q&A 医療保険・がん保険の嘘 「2人に1人はがんになる」はまやかしの営業トーク
 3大疾病無制限の落とし穴 介護施設にいると給付金がもらえない
 先進医療特約に騙されるな
 
 

試し読み

Webで読む

東洋経済オンライン有料会員

週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 
保険に騙されるな 
 
 Part1 「保険で貯蓄」はありえない
  プロが加入するのは掛け捨て保険だけ
  「長生きリスクに備える保険」は老後の頼りにはならない
  おカネが殖えにくく非効率な変額保険
  資産運用には不向きの外貨建て保険
  25年問題・35年問題の連続パンチ 高齢化で逆風の国内生保

 Part2 ウソが横行 営業の現場
  カモられる高齢者 苦情数最悪は生保
  かんぽで高齢者とのトラブル続出
  銀行窓販で「手数料ゼロ」の虚偽説明が横行
  (覆面調査)ニーズに合わない保険ばかり勧めてくる!

 Part3 医療保険・がん保険に騙されるな
  公的制度が充実 貯蓄があれば本来不要
  Q&A│「2人に1人はがんになる」はまやかしの営業トーク
  先進医療特約のせいで不要治療受ける悲劇も
  3大疾病無制限の落とし穴 割に合わない引受基準緩和型
  持病ある人でもまずは一般の医療保険加入検討を
  INTERVIEW│永田 宏●長浜バイオ大学教授
  INTERVIEW│佐々木光信●保険医学総合研究所社長
  マツモトキヨシと第一生命の温度差
  ライフネット生命のがん保険 収入保障と低価格で差別化


【第2特集】
 大ヒット愛国映画『戦狼』に見る 中国の拡張主義
 若き中国人企業家のアフリカ進出戦記


ニュース深掘り
 復活ルネサスが挑む 自動運転“覇権”の行方
 資生堂、国内生産増強の勝算
 家電見本市が車ショーに変貌
 総務省が“格安”UQをやり玉に
 株 バブル入口の株価に警戒感


連載
|経済を見る眼|ポスト平成時代の実験的経済政策/小峰隆夫
|Hot Issue|インフルエンザワクチン不足は解消/大曲貴夫
|トップに直撃|小林敬一●古河電気工業社長
|マネー潮流|物価目標政策を検証すべき年/森田長太郎
|少数異見|脱炭素化に目をつぶる身勝手な日本の論理
|US Affairs|ポピュリズムの台頭で転換する米国の保守思想/会田弘継
|中国動態|中国で高級米ブーム 日本のコメ輸出にも商機/田中信彦
|グローバルアイ|トランプが挫(くじ)く米豪関係 中国対抗軸は弱体化/クリス・パッテン
|フォーカス政治|尊厳満たすトランプ 米国政治課題の変容/牧原 出
|知の技法 出世の作法|川喜田二郎の発想法で表現法を学ぶ(4)/佐藤 優
|人が集まる街 逃げる街|中核市に「寄生」するコンパクト都市|野々市市/牧野知弘
|歴史の論理|五輪の意義を問う平昌冬季五輪の運命/岡本隆司
|非常時の組織論|健全な組織の基盤を作る小さな心掛け/伊藤祐靖
|サラリーマン弾丸紀行|世界最大の駅で感じる米国の底力/橋賀秀紀
|ゴルフざんまい|ローカルな大会を根付かせるために/三田村昌鳳
|ブックス&トレンズ|『新・世界の日本人ジョーク集』を書いた早坂隆氏に聞く
|平成経済の証言|産業再生機構は当初、住友系の案件ばかりだった/斉藤 惇
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から

今後の発売スケジュール

  • 11/4(火) 週刊東洋経済 2025年11月8日号
  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号