週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2019年8月24日号
2019年8月19日 発売
定価 744円(税込)
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【特集】マネー殺到! すごいベンチャー100
2018年のベンチャーの資金調達額は5年前の4倍以上に拡大。いま日本では成長軌道に乗ったベンチャーが次々と誕生している。業種もITにとどまらず、ヘルスケア、モビリティ、宇宙、法務、物流、飲食、人材などさまざま。すごいベンチャー100社を徹底調査!

・有力ベンチャー100社 勢ぞろい 
  医療・ヘルスケア/ キュア・アップ、カケハシ、リンクウェル、ニューロスペース、Activaid
  モビリティ/ ティアフォー、A.L.I.Technologies、Luup、glafit
  宇宙/ GITAI
  法務/ LegalForce
  物流/ オープンロジ、Shippio、Hacobu、Yper
  行政/ Graffer
  アート/ スタートバーン
  マーケティング支援/ ヤプリ、プレイド、モビルス
  HR・人材/ SmartHR、スタディスト、KAKEAI、ROXX
  教育/ atama plus、プレースホルダ
  飲食・小売り/ TableCheck、REARS、コネクテッドロボティクス、ナレッジ・マーチャントワークス
  農業・水産/ ムスカ、inaho、FRDジャパン
  フィンテック/ クラウドポート、Finatextホールディングス、クレジットエンジン、xenodata lab.
  フード/ 10X、ベースフード
  メディア・エンタメ/ ミラティブ、Voicy、FIREBUG、yutori
  製造業・IoT/ キャディ、Idein、ウフル、アペルザ
  旅行/ Cansell、空
  建設・不動産/ オクト、SORABITO、ローカルワークス、ライナフ
  ほかに、有望ベンチャー 47社リスト
・活況! ベンチャーへの資金流入が続く理由 
・キーパーソン4人を直撃 ①ドローンファンドの千葉功太郎、②サンサンの寺田親弘など、ベンチャーに精通するキーパーソンに聞く
・ソフトバンクG、22兆円ファンドの破壊力と不安
・投資家&経営者が集まるベンチャーイベント
・国策ファンド・INCJ ベンチャー投資の通信簿
・「ポスト・メルカリ」はここだ! 大物ベンチャーの現在地 
・不動産大手がこぞってベンチャー支援 
・仮想通貨ベンチャーはどうなった?
・出資先とのシナジーは生み出せるか 大企業「自前ファンド」の野望
・IPO後に値上がりした株、下がった株
・元ミクシィ社長らが、みずほと新ファンドでタッグ
・出口治明・立命館アジア太平洋大学学長 「多様性と高学歴がユニコーンを生む」

【第2特集】地盤沈下に抗う国際金融都市・ロンドンの秘策
強気の姿勢を押し出すジョンソン氏が首相に就任し、「合意なきEU離脱」が現実に迫る金融街シティー。逆境下で推進するフィンテック、グリーンファイナンス、人民元ビジネスの戦略を現地ルポ。イングランド銀行副総裁のインタビューも。
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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

第1特集
マネー殺到! すごいベンチャー100
キーパーソン4人を直撃
医療・ヘルスケア、モビリティ
ソフトバンクグループ、22兆円ファンドの破壊力と不安
宇宙、法務、物流、行政、アート
活況呈するベンチャーイベントの実態
マーケティング支援 、HR・人材、教育
国策ファンド・INCJ ベンチャー投資の通信簿
「ポスト・メルカリ」はここだ! 大物ベンチャーの現在地
飲食・小売り、農業・水産
不動産大手がこぞってベンチャー支援 大家たちの戦い
フィンテック
バブルは崩壊 仮想通貨ベンチャーのその後
フード、メディア・エンタメ、製造業・IoT
出資先とのシナジーを生み出せるか 大企業「自前ファンド」の野望
旅行、建設・不動産
初値からの騰落率ベスト&ワースト30 IPO後に伸びた株・落ちた株
元ミクシィ社長らが、みずほとタッグ 上場後も見離さない新ファンド
「『多様性』と『高学歴』がユニコーンを生むカギ」 立命館アジア太平洋大学 学長 出口治明
大化けに期待! 有望ベンチャー47社厳選リスト

第2特集
現地ルポ 地盤沈下に抗う国際金融都市 ロンドンの秘策
「年内総選挙の可能性も十分ある」 インスティテュート・フォー・ガバメント ブレグジット調査統括 ジル・ルッター
中国マネーと気候変動に活路 試されるシティーの底力
「『市場の分裂』は EUにも打撃」 シティーUK マネージング・ディレクター ゲイリー・カンプキン
金融街シティーの政策責任者が語る「対ブレグジット戦略」 シティー・オブ・ロンドン 政策委員会議長 キャサリン・マクギネス
「市場波乱でも金融システムは強靭」 イングランド銀行 副総裁 デイブ・ラムスデン

深層リポート
小野薬品vs.本庶教授 大型新薬めぐり深まる溝
視界不良の自動車決算 円高より怖いトランプ政権


連載
|経済を見る眼|2030年超高齢社会の実像|藤森克彦
|ニュースの核心|デジタル通貨・リブラに欠けているもの|大崎明子
|編集部から|
|『会社四季報』ルーキー登場|ポート
|トップに直撃|INCJ会長 志賀俊之
|フォーカス政治|「戦後最悪」の日韓関係 安倍首相の次なる出方とは|歳川隆雄
|グローバルアイ|伝統的価値観こそ女子教育の敵 ほか
|INSIDE USA|銃撃事件で深まる社会の分断 トランプ大統領は選挙に利用|渡部恒雄
|中国動態|8月以降の人民元安は市場のロジックで説明できる|梶谷 懐
|マネー潮流|米大統領は危険なマエストロ|高井裕之
|少数異見|深まる日韓対立、失われる国家の品格
|豊田章男 ―100年の孤独― |モビリティの仲間づくり|片山 修
|新・メタルカラーの時代|福井県工業技術センター|山根一眞
|ゴルフざんまい|次の世代のゴルフ人口を増やすには|三田村昌鳳
|知の技法 出世の作法|韓国を「ホワイト国」から除外 今後の動きをどう見るか|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|「制約付きマッチング」が定員配置の課題を解決|川越敏司
|アーティストに学ぶ超一流の仕事術|小林一三|山口 周
|人が集まる街 逃げる街|奈良市(奈良県) 古都は新たな輝きを放てるか|牧野知弘
|マーケティング神話の崩壊|クリエーティブが争点を生む|井上大輔
|必ず伝わる最強の話術|文が長すぎるときの切り札|松本和也
|クラシック音楽最新事情|あふれる熱気と楽しさ BBCプロムスを体感|田中 泰
|話題の本|『生き物の死にざま』著者 稲垣栄洋氏に聞く ほか
新連載 経済クロスワード|ブレグジット
|「英語雑談力」入門|be devastated(ショックでとても悲しい、精神的に打ちのめされた)|柴田真一
|読者の手紙 次号予告|

今後の発売スケジュール

  • 10/27(月) 週刊東洋経済 2025年11月1日号

訂正情報

「週刊東洋経済2019年8月24日号」(8月19日発売)に、以下の間違いがありました。訂正してお詫び致します。
 
34ページ
 
■「100億円規模の調達をする企業も登場」の表の副題

【誤】国内ベンチャーの調達金額ランキング
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【正】2019年の国内ベンチャーの調達金額ランキング