『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。
創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。
一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。
視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。
図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。
『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。
Part1 がんと家計
100 万円超かかるがんも 治療にいくらかかるのか
お金と仕事に困ったら/黒田尚子●ファイナンシャルプランナー
がん体験者の家計簿
がん保険 いろはの「い」/鬼塚眞子●保険・医療・介護ジャーナリスト
Part2 がんと仕事
働きながら がんを治療する
「辞めない」「辞めさせない」という決断
INTERVIEW│遠藤源樹●東京女子医科大学 助教/高橋 都●国立がん研究センター 部長
座談会 必要なのは医療金融社会保障のリテラシー
Part3 がんと情報
10年生存率の正しい読み方 部位別の生存率推移
国立がん研究センター 若尾文彦医師に聞く がんの生存率 ここが気になる
ジャンク情報をどう見極める?/勝俣範之●日本医科大学武蔵小杉病院 教授
医療財政は持続可能なのか
投与1回133万円 押し寄せる薬剤高額化の波
INTERVIEW│國頭英夫●日本赤十字社医療センター 化学療法科部長
早期発見、早期治療は幻想 がん検診に疑義あり/鳥集 徹●ジャーナリスト
子宮頸がんワクチン 議論に欠けていること
【巻頭インタビュー】
新野 隆●NEC 社長兼CEO 「海外強化なくしてNECに未来はない」
【巻頭特集】
海外投資家が日本株売り 「グッバイジャパン」の悪夢
ニュース最前線
01 受け皿組織見当たらず 「もんじゅ」廃炉の危機
02 知事に居座り続ける醜態 ポスト舛添の名も浮上
03 花王による買収後10年 “お荷物”カネボウの挑戦
04 セコムでトップ更迭劇 気になる飯田氏の影
05 逆風下で救済に走る 新日鉄住金への不安
深層リポート
家電の先兵 ダイソンの秘密
INTERVIEW|ジェームズ・ダイソン●ダイソン創業者兼チーフエンジニア
「私は技術と恋に落ちている」
ひと烈風録
顧客目線で勝機をつかむ PC黎明期からの風雲児 牧 誠 メルコホールディングス会長
連載
|経済を見る眼|ヘリコプターマネーの誤解/早川英男
|この人に聞く|味岡桂三●東京TYフィナンシャルグループ社長|今後の再編にもオープン
|少数異見|マイナス金利の次は融資における経営者保証の撤廃を
|ニュース戦記|舛添不祥事でわかった5つの問題/星 浩
|ゴルフざんまい|怒らないことが持つ三つの効能/小林浩美
|知の技法|日本の企業文化は変わっているのか4/佐藤 優
|中国動態|ポピュリストが中国刺激 南シナ海は不安定化/小原凡司
|グローバルアイ|インドの安定成長に必要な中央銀行の役割/ラグラム・ラジャン ほか
|フォーカス政治|争点と対立軸の明確化を 参院戦「野党共闘」の課題/山口二郎
|株式観測|決算出そろい下方修正一服 6月以降は株価上昇も/鈴木政博
|為替観測|1ドル=108円に近づけば利上げ期待でドル高に/村田雅志
|マクロウォッチ|ドル高への警戒感が強い中、米国の6月利上げはあるのか
|投資の視点|逆行高|活況のそーせいが首位 医薬、食品の躍進も
|ブックス&トレンズ|『暗幕のゲルニカ』を書いた原田マハ氏に聞く ほか
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|熊本城の活性化を促した清正/童門冬二