週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2017年10月28日号
2017年10月23日 発売
定価 703円(税込)
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【第1特集】日本を動かす 地方の名門企業77

全国では無名でも、地元では圧倒的な存在感を誇る企業がある。地域経済を引っ張るだけでなく、政治や教育、文化にも大きく貢献しているのが特徴だ。日本の”土台”となっている名門企業の実態に迫る。

■政治とも密接な土着権力 
 横浜:藤木企業 藤木幸夫会長インタビュー
 福岡:麻生グループ 天皇家、安倍首相とも縁戚の華麗なる一族 …ほか
 知られざる地方財閥・有力企業
■地元の顔役を担う名門企業
 愛知:名古屋5財閥(伊藤家、岡谷家、瀧家、神野家、富田家)
 兵庫:嘉納家と辰馬家(灘 vs. 甲陽学院) …ほか
 地方創生の足かせに?名門企業が抱える功罪
■存在感増す地方発の次世代企業
 岡山:ストライプインターナショナル 「第2のユニクロ」拡大中
 岐阜:セリア 月500もの新製品を生み出す100円ショップ …ほか
 あなたの地元の優良企業が見つかる 地方企業成長率ランキング

 

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 日本を動かす 
地方の名門企業77
 
 Part1 政治とも密接な土着権力
  [神奈川] 官房長官も頭が上がらない 横浜の首領(ドン)藤木企業
  [福岡] 政財界を牛耳る 麻生グループ九州の帝王
  鳩山家の大きなスポンサー 祖業は足袋ブリヂストン
  炭鉱業からロボットへ 筑豊御三家の安川電機
  [広島] 宮澤家を長年支援 ツネイシHD瀬戸内の重鎮
  [山梨] 佳子さまと交際報道も 山梨の超名門富士急行
  [岡山] 御曹司が県知事に 天満屋180年続く百貨店
  (図解)地域から日本を動かす有力企業77

 Part2 地元の顔役を担う名門企業
  [愛知] 御園座の救済で見えた 五摂家・新御三家真の実力
  [静岡] 航空事業にも参入 鈴与清水の大親分
  [兵庫] 名門・甲陽学院も運営 西宮の盟主辰馬本家酒造
  [宮城] 地元に根付いた商社と百貨店 東北の名門カメイ藤崎
  [新潟] 依然根強い角栄の影 田中家が率いる越後交通
  地方創生の足かせに? 名門企業が抱える功罪

 Part3 存在感増す地方発の次世代企業
  [岡山] ストライプインターナショナル
  [石川] EIZO   [長崎] ジャパネットたかた
  [福島] ゼビオ  [和歌山] 島精機製作所
  [岐阜] セリア  [広島] エフピコ
  あなたの地方の優良企業が見つかる <7地域別>地方企業成長率ランキング


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  • 10/20(月) 週刊東洋経済 2025年10月25日号