週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2018年5月12日号
2018年5月7日 発売
定価 703円(税込)
JAN:4910201320585
【第1特集】 AI時代に勝つ子・負ける子 
AI(人工知能)時代に求められる能力とは? これから十数年後、AIに負けない能力を身に付けるため、現在の子ども世代にどんな教育を受けさせればよいか。わが子をAIに負けない子にするためのノウハウと考え方が満載。徹底的に親目線で、AI時代の教育を考える特集。

・『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の著者・新井紀子氏
 「AI時代、読解力こそが重要になる」
・大学入試に激変 2020年入試改革の中身
・次世代スキルを養う実力派教室
・誌上講義 カリスマ講師・出口汪が教える論理力
・誌上講義 数学脳がわかる3問
・データ分析の達人 ヤフー・最高戦略責任者 安宅和人
 「AIを使いこなせる人が、これから必要だ」

【第2特集】有料動画配信の覇者 ネットフリックスの破壊力 
なぜ世界中の視聴者や制作者を引き付けるのか。エンタメ業界にゲームチェンジを起こしつつあるネットフリックスの実像に迫る。

 

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週刊東洋経済とは

週刊東洋経済

『週刊東洋経済』は、変化する世の中を確かな視点で解明する総合ビジネス週刊誌です。

創刊は1895年(明治28年)、日本国内で最も歴史のある週刊雑誌でもあります。企業戦略から主要業界事情、国内外の政治経済はもちろん、近年はビジネス実用、テクノロジー、社会問題まで、経済の複雑化やビジネスパーソンの関心の広がりに対応し、幅広いテーマを取り上げています。

一方で創刊以来、一貫しているのはセンセーショナリズム(扇情主義)を排除し、ファクトにこだわる編集方針を堅持することです。「意思決定のための必読誌」を掲げ、今読むべき特集やレポートを満載し、価値ある情報を毎週発信しています。

週刊東洋経済の編集方針

  1. 取材力
    当社に所属する約100人の経済専門記者が主要業界、全上場企業をカバー。国内外の経済や業界、企業などを深堀りし、他には読めない記事を提供。
  2. 分析力
    複雑な情報やビジネス慣習、制度変化などを分析し、的確に整理。表層的事象をなぞるのではなく、経済や社会の底流で起きている構造を読み解く
  3. 中立性
    企業や業界側の立場や事情に追従することなく、本誌記者は取材対象を客観的立場で分析・評価し、ときには忖度なく切り込む。

3つのポイント

視野が広がる幅広いテーマ
「健全なる経済社会を先導する」という創刊理念のもと、企業戦略やマクロ経済だけでなく、社会問題や海外情勢など幅広いテーマで特集を組み、中立的な立場で情報発信をしています。

図解や表でわかりやすく
ビジネス誌の中で随一の規模を誇る約100人の記者集団が、「経済から社会を読み解く」スタンスで徹底取材。旬な情報を図解や表にまとめて、わかりやすく解説します。

『会社四季報』の独自データで深掘り
約3,900社の上場企業すべてに担当記者を配置。財務情報から海外進出情報など『会社四季報』ならではのデータベースから独自の切り口で深掘りし、分析した連載や特集を『週刊東洋経済』で展開しています。

目次

【第1特集】
 
AI時代に勝つ子・負ける子

 AI 時代の人間に必要な力が見えてきた
 INTERVIEW│新井紀子●国立情報学研究所教授
 誌上テスト 親子でトライ(1) 読解力:リーティングスキルテストで読解力を診断
 教育先端都市・戸田市の挑戦 読解力を最重要視する理由
 大学入試も激変 教育現場に迫る2020年問題
 INTERVIEW│鈴木 寛●文部科学大臣補佐官
 誌上講義 親子でトライ(2) 論理力:カリスマ講師・出口汪が教える論理力
 世界で通用する伝える力を磨け
 次世代型スキルを養う異色の教室
 AI 時代に必須の能力、達人はこう見る INTERVIEW│野村直之/中島さち子/三谷宏治
 誌上講義 親子でトライ(3) 数学力:あなたの「数学脳」を試す3問
 私立文系はAI時代に生き残れるか 数学回避が招く年収格差
 気軽に理数に触れる 体験施設を親子で活用
 INTERVIEW│安宅和人●ヤフーCSO 「AIを使い倒せる人がどの職種でも活躍する」


【第2特集】
 エンタメ新時代 有料動画配信の覇者 ネットフリックスの破壊力
  INTERVIEW│グレッグ・ピーターズ●ネットフリックス CPO
  日本で苦戦? 世界覇者の苦悩
  INTERVIEW│森川 亮●C CHANNEL社長


ひと烈風録
 「個の尊厳」と「大家族主義」 異彩を放つ外食経営者 物語コーポレーション 創業者 小林佳雄


ニュース深掘り
 増えるPCの発火事故 高性能電池に潜むリスク
 18年度も好調は続くか 『四季報』記者が大予測 
 海運版「パリ協定」の難航路
 保育園企業JPHDの泥沼


連載
|経済を見る眼|経営と執行の分離を考える/三品和広
|Hot Issue|議員のなり手不足対策/江藤俊昭
|起業家の子ども時代 出る杭を育てる|集中連載 第4回 ユーグレナ 社長 出雲 充 放任主義で培った自立心
|トップに直撃|志賀俊之●産業革新機構会長
|人が集まる街 逃げる街|噴火で試練の「新しい温泉街」草津温泉/牧野知弘
|マネー潮流|本当に未曾有の運用環境/森田長太郎
|少数異見|相撲問題から浮かぶ日本人の劣化ぶり
|US Affairs|ポピュリズムの台頭で「高率地価税」案に注目/会田弘継
|中国動態|激化するモバイル決済戦争/田中信彦
|グローバルアイ|トランプ氏にとどめ刺すのはポルノ女優?/エリザベス・ドリュー
|フォーカス政治|じわり進む官邸崩壊 政策論争を再構築せよ/牧原 出
|知の技法 出世の作法|AI万能論のわなにはまらない(8)/佐藤 優
|歴史の論理|史料批判が難しい朝鮮半島の現実/岡本隆司
|非常時の組織論|競合他社を敵と見なすと泥仕合になる/伊藤祐靖
|ブックス&トレンズ|『企業不正の研究』を書いた安岡孝司氏に聞く ほか
|サラリーマン弾丸紀行|安くてよいホテルをどう選ぶか/橋賀秀紀
|平成経済の証言|米アップル買収も提案/出井伸之
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から

今後の発売スケジュール

  • 11/10(月) 週刊東洋経済 2025年11月15日号

訂正情報

「週刊東洋経済2018年5月12日号」(2018年5月7日発売)に、以下の間違いがありました。訂正してお詫び致します。
訂正してお詫びいたします。

●2018.5.15訂正分
66~67ページ
■出る杭を育てる 第4回 ユーグレナ社長 出雲充

・幼少期をめぐる記述
(誤) 川崎市で業務用コンピュータを扱うエンジニアの父、専業主婦の母の下に生まれた。2歳のときに弟・渉が生まれたのを機に、東京・多摩ニュータウンに引っ越した。
 ↓
(正)業務用コンピュータを扱うエンジニアの父、専業主婦の母の下に、広島県で生まれた。その後、川崎市で暮らし、2歳のときに弟・渉が生まれたのを機に、東京・多摩ニュータウンに引っ越した。

・家族をめぐる記述
(誤)「父が東大卒」との記述内容
 ↓
(正)当該箇所を削除